2023 10/15
 

左から大野日本板硝子S&S社長、山崎日本統括部営業部長


◇子会社8社統合を延期 「日本板硝子S&S」を存続〈日本板硝子〉

日本板硝子(細沼宗浩社長)はこのほど、10月1日付で進めていた国内建築ガラス事業部門の子会社8社(日本板硝子北海道、日本板硝子東北、NSGインテリア、日本板硝子ディー・アンド・ジー・システム、日硝、高橋硝子建材、日本板硝子ウインテック、ベールドノール)の統合を来年4月に延期すると発表。同日付で日本板硝子ディー・アンド・ジー・システムを「日本板硝子S&S株式会社」に社名変更し、同社を存続会社として残り7社を統合する。









左からグハ=サピール教授、トンプソン教授、リンデキュー教授


◇ブループラネット賞 受賞者記者会見を開催〈公益財団法人旭硝子財団〉

公益財団法人旭硝子財団(島村琢哉理事長)は10月3日、東京都千代田区の経団連会館カンファレンスで、32回目となるブループラネット賞(地球環境国際賞)の2023年の受賞者記者会見を開催した。本年度の受賞者は、海洋のマイクロプラスチック汚染を発見し、その生態系への影響を解明した英国のリチャード・トンプソン教授、タマラ・ギャロウエー教授、ペネロープ・リンデキュー教授の3人と、世界の大規模災害に関連するデータインフラを構築したベルギーのデバラティ・グハ=サピール教授。










 

「リプラス」居室仕様


◇装飾窓5種を追加 取り換え 窓体系・名称変更も〈LIXIL〉

LIXILは10月2日、取り換え窓「リプラス」居室仕様と浴室仕様に装飾窓5品種を追加。現場を美しく仕上げる部材もオプションで加えた。「リプラス」は同日、商品体系と品種名称を変更。専用枠居室仕様が「居室仕様」、専用枠浴室仕様が「浴室仕様」となった。高断熱汎用枠は「アタッチ枠TW用」、汎用枠は「アタッチ枠サーモス用」に変更。汎用カットモールは従来と同じ。










 

断熱と日射熱取得を高いレベルで両立


◇高断熱で高日射熱取得 トリプルガラスクリア色〈YKK AP〉

YKK AP(東京都千代田区、魚津彰社長)は12月4日、高性能トリプルガラス樹脂窓「APW430」に「日射取得型ダブルLow―Eトリプルガラス(クリア色)」仕様を追加する。これまで日射取得型トリプルガラスは、日射熱取得率を高めるためシングルLow―Eとしていたため、断熱性能がダブルLow―Eより低下してしまうことが課題となっていた。同商品は透過性が高いガラス原板と新しいLow―E金属膜で構成。ダブルLow―Eながら、断熱性能だけでなく日射熱取得率も高めた。










 

第5期街区の完成イメージ


◇パッシブタウン 第5期街区に着工 木製窓などでUA値0.24達成〈YKK不動産〉

YKK不動産(東京都千代田区、志水宏朗社長)は9月27日、富山県黒部市に建設中の「パッシブタウン」の第5期街区の建設に着工した。第5期街区は「パッシブタウン」全体構想での最終・最大街区で、完工は2025年3月を予定する。第1〜4街区で得た知見やデータに基づくパッシブデザインをベースに、水素エネルギー供給システム「Power to Gas」を国内で初めて集合住宅に実装。










 

「FU」天井材が木調タイプ(上)とEV・PHEV充電対応モデル


◇スマートな充電設備 カーポート充実 木調天井材も〈三協立山・三協アルミ社〉

三協立山(富山県高岡市、平能正三社長)・三協アルミ社(西孝博社長)は10月2日、カーポート「FU」の天井材に木調2色と充電対応モデルを追加。木調2色は木調の住宅外観やエクステリアとの組み合わせを楽しめる。EV(電気自動車)・PHEV(プラグインハイブリッド車)充電対応モデルは、充電ケーブルをスマートに収納できる。多彩なデザインとスマートな充電設備を備え、「FU」はライフスタイルに合わせて選べるバリエーションが広がった。














 

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