2023 9/5
 

◇社会的・経済的価値の両立 事業ポートフォリオを変革〈AGC〉

AGC(平井良典社長)は8月2日、「企業価値向上に向けた取り組み」を発表。2030年のありたい姿として「社会的価値と経済的価値の両立により成長」を掲げ、「独自の素材・ソリューションの提供を通じてサステナブルな社会の実現に貢献するとともに継続的に成長・進化するエクセレントカンパニーでありたい」とする。事業ポートフォリオ変革の進捗は、戦略事業(エレクトロニクス、ライフサイエンス、モビリティー)は市場拡大とともに中期的に拡大するものの、2023年は売り上げが伸び悩み、減益を見込む。













防災に役立つ特別企画「TOKYO防災AtoZ」で紹介


◇「防災安全合わせ」紹介 情報番組の防災コーナーで〈一般社団法人板硝子協会〉

TOKYO MXの朝の報道情報番組「堀潤モーニングFLAG」内の、東京都政の情報を発信する「東京インフォメーション」のコーナーで8月11日、防災に役立つ特別企画「TOKYO防災AtoZ」で、風水害から家を守る対策として「防災安全合わせガラス」が取り上げられた。一般社団法人板硝子協会(島村琢哉会長)の池田直輝建築普及部部長が「防災安全合わせガラス」について説明した。










 

「マイボーカJ」(上)と網入り板ガラスの見え方の違い 


◇クリアな視界を実現 耐熱強化でJIS認証取得〈AGC〉

AGCはこのほど、耐熱強化ガラスのJIS認証(JISR3223)を取得したワイヤレス防火ガラス「マイボーカJ」を発売した。高い防火性能と強度を実現し、網がないので開放感があるクリアな視界が得られる。個別に大臣認定を取得しなくても、告示に規定されている防火設備の例示仕様のガラスとして、窓、エントランス、ファサード、ショーウインドーなどに使用できる。
















 

◇生産・出荷とも増加 建築合わせ出荷は連続減〈一般社団法人板硝子協会〉

一般社団法人板硝子協会(島村琢哉会長)は9月1日、2023年6月の板ガラス生産・出荷動向を発表。板ガラスは生産・出荷とも前年同月より増加。複層ガラスも生産・出荷とも前年同月比増となった。合わせガラスは生産・出荷とも前年同月より増加したが、出荷のうち建築用は5月に続き前年同月より減少。強化ガラスも生産・出荷とも前年同月より増加した。










 

ブリッジ枠で高い断熱性と眺望性を実現


◇専用枠でも高断熱 ブリッジ枠を追加 樹脂が熱の伝わり低減〈LIXIL〉

LIXILは8月1日、取り換え窓「リプラス」の専用枠に、断熱性、意匠性、施工性を高めた「ブリッジ枠」を追加。高断熱汎用枠の複層ガラス仕様は終息させた。「リプラス」には、引き違い窓の枠に合わせた形状で、段差が小さく仕上がる専用枠、専用枠に比べて多彩な窓に対応する汎用枠がある。今回、専用枠の居室用と浴室用の引き違い窓にブリッジ枠を加え、引き違い窓は標準枠とブリッジ枠の2種から選べるようになった。










 

別荘で過ごすようなライフスタイルを提供


◇標準仕様も天然木風 夜間は照明で空間演出〈三協立山・三協アルミ社〉

三協立山(富山県高岡市、平能正三社長)・三協アルミ社(西孝博社長)は既存の人工木デッキシリーズを集約し9月1日、人工木デッキ「ヴィラウッド」を発売した。天然木のような自然な風合いを再現した床板を標準グレードでラインアップ。非住宅でも使用できる高強度タイプも設定した。3種の構造と9種の床板色の組み合わせで、ライフスタイルに合ったデッキ空間を提案する。










 

◇目視ではなく測定を フロント3面への施工〈WF工業会、JCAA〉

日本ウインドウ・フィルム工業会(WF工業会、内海貴洋理事長)、日本自動車用フィルム施工協会(JCAA、濱田浩光会長)はこのほど、今年1月13日に国土交通省自動車局整備課からの事務連絡「指定自動車整備事業における着色フィルム等が装着された自動車の指導について」を受け、ウェブサイト上でそれぞれ見解を発表。自動車のフロント・運転席・助手席の3面のガラスにフィルムを施工する場合、フィルムを貼付したガラスは全て目視ではなく可視光線透過率測定器を用いて測定し、可視光線透過率が70%以上であることを確認。併せてフィルムが持つ省エネ性、快適性、安全性を訴求することで、透明遮熱フィルムの普及を推進する。









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