2023 7/5
 

実証試験を実施したガラス溶解炉アンモニア燃料の貯蔵タンク


◇アンモニア燃料でガラス 世界初 製造実証試験に成功〈AGC〉

AGC(平井良典社長)は6月27日、世界初となる実生産炉でのアンモニアを燃料に利用したガラス製造の実証試験に成功したと発表。同社は国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)からの委託事業として、大陽日酸、国立研究開発法人産業技術総合研究所、東北大学と共に「燃料アンモニア利用・生産技術開発」に取り組んでいる。













◇生産・出荷とも増加 複層、合わせ、強化も〈一般社団法人板硝子協会〉

一般社団法人板硝子協会(島村琢哉会長)は6月1日、2023年3月の板ガラス生産・出荷動向を発表した。板ガラスの生産・出荷はともに前年同月より増加。複層ガラスも生産・出荷とも前年同月より増加となった。合わせガラスの生産と出荷は前年同月より大幅増となり、出荷のうち建築用も前年同月より増加した。強化ガラスも生産・出荷とも前年同月より大きく増加した。










 

「窓からECOシェアプロジェクト」のロゴ(左下)が入った「スタイルシェード」を寄贈


◇熱中症から子供を守る 外付け日よけ 西池袋第二保育園に寄贈〈LIXIL〉

LIXILは6月7日、東京都豊島区の区立西池袋第二保育園で、東京23区で初となる外付け日よけ「スタイルシェード」の贈呈式を開催。高際みゆき豊島区長、大塚勇次東京支社長、マテックスの松本浩志社長らが出席した。同社は2019年から、「一人一人のエコな選択が子供たちの室内熱中症予防につながる」として「窓からECOシェアプロジェクト」を実施している。








 

◇学校窓の点検制度開始 9月から点検管理士講習会〈一般社団法人建築開口部協会〉

一般社団法人建築開口部協会(吉田聡会長)は2023年度、学校の窓について、一定のサッシ事業者を協会に登録する制度をスタートする。学校の窓は落下事故が後を絶たず、専門家による簡易で安心・信頼できる点検を推進することを目指す。今年9月に東京と大阪、12月にウェブで講習会を実施。講習を修了し登録した「学校窓点検管理士」を2人以上擁するサッシ事業者を、「登録学校窓点検事業者」として登録する。










 

住宅と外構をトータルコーディネートし、美しいエクステリア空間をつくる=上からカーポート、スクリーンの施工イメージ


◇境界越え空間創造 美しいエクステリアつくる〈三協立山・三協アルミ社〉

三協立山(富山県高岡市、平能正三社長)・三協アルミ社(西孝博社長)は、エクステリア商品の新シリーズ「X.style(クロス・スタイル)」を発売。カースペース、アプローチ、庭空間などそれぞれの境界を越えて住宅と外構をトータルコーディネートし、美しいエクステリア空間を創造する。高意匠で敷地対応力が高いカーポート、カーポートと連結できるスクリーンは5月18日、自立構造のガーデンルーム・テラスは同31日に発売した。












 

◇断熱性能さらに向上 選びやすいグレード設定に〈LIXIL〉

LIXILは、高断熱玄関ドア「グランデル2」を刷新し6月1日に発売した。断熱性能のグレード設定を2グレードから4グレードとし、住んでいる地域などさまざまなニーズに合わせて、最適な断熱性能・価格帯で選べるようになった。ハイグレード仕様はドア全体の構造を見直すことで、国内最高クラスの断熱性能がさらに高まった。静音性、気密性も向上した。










 

フォークリフトが衝突しても衝撃を吸収する「ボーインパクト」(左)と「ボースーパー」


◇海外との協業強化 「ユーテック商品」を拡販〈ナブコシステム〉

ナブコシステムは、新型コロナがほぼ収束したことで、海外メーカーとの協業を強化させるため、内田正則社長が就任後初の欧州を訪問。訪問後はドイツのブッツバッハ社やエファフレックス社、オランダ・ブーンイダム社などの社員が来日し、同社社員との同行営業を実施。高速パネルドア、高速横引きシートドア、自動回転ドア、セキュリティーゲートなど、同社が取り扱う海外製品「ユーテック商品」のさらなる拡販を目指す。









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