2023 5/15
入澤稔社長
◇ガラス事業を戦略転換 「自立して責任果たす」〈セントラル硝子プロダクツ〉
セントラル硝子(清水正社長)は、国内の建築用ガラス事業と自動車用ガラス事業を分割。4月1日、両事業を継承した「セントラル硝子プロダクツ株式会社」が事業を開始し、入澤稔氏が社長に就任した。入澤社長は「1958年から行っているガラス事業に新しい形で取り組む、という大きな戦略転換の表れ。一つの法人格を持つということは、自立し、広く責任を果たしていかなければならない」と語る。
昨年の板ガラスフォーラムの様子
◇質疑応答で理解深める 参加申し込み終了間近〈第25回板ガラスフォーラム〉
「第25回板ガラスフォーラム」が6月9日、東京都港区の品川プリンスホテルで開催される。テーマは「カーボンニュートラルの実現とSDGs社会に貢献し存続する板ガラスへ〜変革の可能性とチャレンジ〜」。板ガラス業界8団体の共催。芝浦工業大学の秋元孝之教授の記念講演の他、経済産業省、環境省、国土交通省のキーパーソンを招く。講演後に来場者参加型の質疑応答で理解を深めてもらう。
◇デジタルツイン開発 化学品プラントで運用開始〈AGC〉
AGC(平井良典社長)はこのほど、化学品プラントでの「プロセスデジタルツイン」を開発。化学品製造・販売子会社であるアサヒマス・ケミカル社(インドネシア)の塩化ビニールモノマー(VCM)製造プラントで4月から本格的に運用を開始する。
◇全事業増収、通期は減益 23年3月期 リフォーム需要好調〈LIXIL〉
LIXIL(東京都品川区、瀬戸欣哉社長)は4月28日、2023年3月期連結決算を発表。継続事業に係る売上収益は1兆4959億8700万円、2022年同期比4.7%増。事業利益は257億4500万円、同60.3%減、税引き前利益は197億5900万円、同70.6%減、最終純利益は168億8800万円、同66.6%減の増収減益となった。
ビフォーアフターコーナーに築約30年のLDKのリフォーム前(上)と後を展示
◇リフォーム需要喚起 大阪に改修専用ショールーム〈YKK AP〉
YKK AP(東京都千代田区、魚津彰社長)は4月29日、大阪市北区の「ショールーム大阪」をリニューアルし、リフォーム専用ショールームとしてオープン。同28日にメディア内覧会が開催された。プロ向け展示場「P―STAGE大阪」に新機能を追加し、一般消費者向け新築展示場としても活用する。
防火用シャッター付き引き違い窓フラットレール(デッキ納まりタイプ)
◇フラットレール追加 防火シャッター付き引違い窓〈三協立山・三協アルミ社〉
三協立山(富山県高岡市、平能正三社長)・三協アルミ社(西孝博社長)は4月3日、アルミ樹脂複合サッシ「防火窓ALGEO(アルジオ)」に、業界初の防火用シャッター付き引き違い窓フラットレール(デッキ納まりタイプ)を追加。アウトドアリビング商品のウッドデッキに段差なく設置できて室内外の一体感が高まり、スムーズに出入りできる。掃除もしやすい。
スマホを鍵として利用できる
◇スマホでドア施解錠 キーシステム 出先で確認、操作も〈三協立山・三協アルミ社〉
三協立山(富山県高岡市、平能正三社長)・三協アルミ社(西孝博社長)は4月3日、玄関キーシステム「e・エントリー」に、SLタイプ(電池式)一体型ハンドルと別体型ハンドル、ACタイプ(電気式)一体型ハンドルを発売した。いずれもそれぞれの専用アプリをインストールしたスマートフォンを玄関ドアの鍵として利用でき、SLタイプは離れた場所から施解錠状態の確認と施解錠にも対応する。