2023 2/25
 

◇中計「AGC plus─2023」進捗 23年度 戦略事業営業益800億円〈AGC〉

AGC(平井良典社長)は2月8日、昨年発表した中期経営計画「AGC plus─2023」の進捗(しんちょく)状況と長期経営戦略「2030年のありたい姿」の実現に向けた取り組みについて説明。「サステナビリティー経営の推進」と「事業ポートフォリオ変革」に取り組むことで社会的・経済的価値の両立による成長を目指す。既存事業を「コア事業」、成長事業での新事業群を「戦略事業」と定義。中期経営計画最終年度に当たる2023年度は、戦略事業の営業利益800億円を見込む。











認証式=左から相模原事業所の本田充樹事業所長、平澤太氏、本村賢太郎相模原市長


◇SDGs推進企業に 相模原事業所 相模原市が認証〈日本板硝子〉

日本板硝子(森重樹社長)の相模原事業所(相模原市緑区)はこのほど、昨年7月に相模原市が創設した「さがみはらSDGsビジネス認証制度」に基づき、同市から「さがみはらSDGs推進企業」の認証を受けた。同制度は、同市内に事業所を持ち、SDGs(持続可能な開発目標)の理念に基づいて環境や地域社会に配慮しながら事業を進める企業などが申請し、同市が認めた企業を認証する。










 

バレフカ市の製造プラント


◇CO2を大幅削減 サンゴバン社と共同開発 実証実験開始へ〈AGC〉

AGC(平井良典社長)は2月6日、フランス・サンゴバン社と、板ガラス製造時のCO2排出量を大幅に削減する技術を共同で開発することに合意したと発表。2024年下期に実証実験開始を目指す。チェコのバレフカ市にある同社の型板ガラス製造プラントを全面的に改修し、最新鋭のパイロットプラントを建設。天然ガスの空気燃焼を熱源とする板ガラスの製造方式を、50%を電力、残りの50%を天然ガスの酸素燃焼に転換する新しい技術を目指すもの。










 

引き違い窓(左)と大開口横滑り出し窓


◇国内最高級の断熱性 トリプル樹脂窓標準品刷新〈エクセルシャノン〉

エクセルシャノン(東京都中央区、池田州充社長)は2月9日、同社樹脂サッシのスタンダード商品「トリプルシャノンUx」をフルモデルチェンジした、国内最高クラスの断熱性能を持つ三層Low─E複層ガラス樹脂サッシ「シャノンウインドNS50トリプル」を5月から発売すると発表した。「シャノンウインドNS50トリプル」は、引き違い窓は熱貫流率0.94W/u・K、縦滑り出し窓(連窓)は0.79W/u・Kと、断熱性能がワンランク向上。従来の「シャノンウインド」の特長である堅牢(けんろう)性を維持しながら、デザイン性、使い勝手にこだわった。










 

スペシャルサイトも立ち上げて展開していく


◇「FORCE CARBON」始動 CFRP複合化技術〈LIXIL〉

LIXILは2月1日、昨年12月21日に発表した炭素繊維強化樹脂(CFRP)の複合化技術を「FORCE CARBON(フォースカーボン)」と銘打ち、展開していくと発表。同日、「FORCE CARBON」のスペシャルサイトを開設した。「FORCE CARBON」は、軽量でありながら高い強度を持つCFRPを、他の素材と最適な構成で複合する技術の名称。この技術を用いることで、住宅性能を向上できる他、強度が高いことから、これまで実現が難しかった、極限まで無駄をそぎ落とした美しく洗練されたデザインの製品開発が可能になる。










 

曲げガラス用オプションアーム「93720」装着例 


◇曲げを安全に吸着 専用機買わず仕様拡充〈杉村商事〉

ガラス・サッシ施工・加工用機器、工具、副資材卸の杉村商事(大阪市西区、杉村亨社長)は、米パワーグリップ社製大型リフター「MRTA811」シリーズに対応する曲げガラス用オプションアーム「93720」を販売している。パッド部が可動することで、曲げガラスのアールに応じて角度を変えることができ、曲げガラスをより安全に吸着できる。









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