2022 12/25
板硝子協会、全国複層、全国安全の3団体が橋本全国工事会長に依頼
◇全国工事に協力依頼 パレット適正使用と緊急返却〈板硝子協会、全国安全硝子工業会、全国複層硝子工業会〉
板硝子協会(清水正会長)、全国安全硝子工業会(奥山喜茂会長)、全国複層硝子工業会(片岡靖佳会長)は12月20日、全国板硝子工事協同組合連合会の橋本和明会長に対して、会員各社へのリターナブルパレット(鉄製パレット・ラックなど)の適正使用、緊急回収への協力を依頼した。年末年始、年度末に向けてガラス製品配送用のリターナブルパレット不足の状態が深刻さを増していることから。
作成した「ガラスマップ」
◇東大安田講堂で閉会式 「ガラスマップ」を紹介〈国際ガラス年2022〉
「国際ガラス年2022」を締めくくるクロージングカンファレンスが12月8日から2日間、東京都文京区の東京大学安田講堂とオンラインのハイブリッドで開催された。8日のオープニングセレモニーでは、田部勢津久国際ガラス年日本実行委員会委員長があいさつ。「私たちの貢献の一例は、『ガラスマップ』を作成したこと。ベルリン会議で700枚配布され、ここ安田講堂でも入手できる。まだ手に入れていない人は忘れずに家に持ち帰り、小野円佳氏率いる11人の若い日本のガラスに携わる科学者による地図作りの成果を楽しんでほしい」と紹介。
AGガラスの見え方
◇ぎらつきを30%低減 アンチグレアガラス開発〈AGC〉
AGC(平井良典社長)は12月13日、4K高精細ディスプレー用のアンチグレアガラス(AGガラス)を開発したと発表。光の映り込みを抑制しながら、ぎらつき(光学要因によって画面上に発生するランダムなむら)を約30%低減する。2023年前半に発売を開始し、4K高精細ディスプレーを搭載したノートパソコンなどへの採用を目指す。
◇出荷13ヵ月ぶり増加 建築合わせ、強化も出荷増〈板硝子協会〉
板硝子協会(清水正会長)は12月1日、2022年9月の板ガラス生産・出荷動向を発表。板ガラスの生産は12カ月ぶり、出荷は13カ月ぶりにそれぞれ増加。複層ガラスは生産・出荷とも減少に転じた。合わせガラスの生産は13カ月ぶりに増加、出荷は3カ月連続で増加した。出荷のうち建築用は8カ月連続の増加となった。強化ガラスの生産は13カ月ぶりに増加、出荷は2カ月連続で増加した。
高い品質と生産性を維持する独自のアルミリサイクル技術を開発することで、建物の環境価値を高める低炭素型アルミ型材として「プレミアル」を開発した
◇低炭素アルミ型材 リサイクル率70%、ビルから〈LIXIL〉
LIXILは、原材料に多くのアルミリサイクル材を使用した、低炭素型アルミ型材「PremiAL(プレミアル)」シリーズを開発。第1弾商品として12月15日から、原材料の70%にアルミリサイクル材を使用した「プレミアルR70」をビル向け建材として展開すると発表。新地金(製錬アルミ)を使用した製品から置き換えることで、CO2排出量の約55%削減に貢献する。
「ドアリモマンションドア」(上)と「ドアリモアパートドア」
◇共同住宅も「ドアリモ」 1戸単位、1日でドア改修〈YKK AP〉
YKK AP(東京都千代田区、堀秀充社長)は2023年2月6日、戸別改修用玄関ドア「ドアリモマンションドア」「ドアリモアパートドア」を発売する。共同住宅の玄関ドアを1戸単位で、1日でリフォームできる。これまで戸建て住宅が対象だった「ドアリモ」を、マンションとアパートでも使えるようになった。
エクステリア業界初の高演色を実現する「ミラリア」
◇屋外用に高演色照明 鮮やかに夜の空間を演出〈三協立山・三協アルミ社〉
三協立山(富山県高岡市、平能正三社長)・三協アルミ社(西孝博社長)は12月1日、屋外用ダウンライトシリーズに、業界初の高演色照明「MIRaRIA(ミラリア)」を発売した。エクステリア業界初の高演色を実現する同商品は、アウトドアリビング、カーポートなどを効果的にライトアップし、鮮やかな光が魅力的で豊かなナイトシーンを演出。まぶしさを抑えた快適な空間をつくる。