2020 3/29
ガラス輸送に使用するパレット(円内が物流トラッカー)パレットに取り付けられた物流トラッカー
◇パレット位置を管理 IoTシステム導入〈AGC〉
AGC(島村琢哉社長)は、ガラス輸送に使用されるガラスパレットの位置管理システム「パレットIoTシステム」を開発し導入した。3月2日からは第1弾として、大量輸送ができる大型パレット約1400台を対象に、国内での本格運用を開始した。「パレットIoTシステム」の導入によって、各パレットの位置情報や稼働状況を把握でき、パレット輸送を効率化、紛失を防止、在庫管理を効率化できる。
◇下請け中小へのしわ寄せ防止 新型コロナ影響配慮を〈国土交通省と経済産業省〉
国土交通省と経済産業省は3月10日付で、関係事業者団体に対し、新型コロナウイルス感染症の拡大によって影響を受ける下請け中小企業との取引についての一層の配慮の周知徹底など、さらなる措置を要請した。既に2月14日、新型コロナウイルス感染症による影響を受ける下請け中小企業への取引上のしわ寄せ防止のため、親事業者となり得る事業者団体の会員企業に配慮を求める要請文を発出している。その後、感染拡大が続く中、年度末を迎えることもあり、納期の延期などへの柔軟な対応やコスト増を踏まえた適正なコスト負担など下請け中小企業へ、さらなる措置を講じることを要請した。
リノベーション前(下)と後
◇自然環境に寄り添う 戸建て性能向上リノベ 関東信越の初物件〈YKK AP〉
YKK AP(東京都千代田区、堀秀充社長)はこのほど、リューケンハイム(長野県佐久市、煖エ典久社長)と取り組んでいた「戸建て性能向上リノベーション実証プロジェクト」の同社関東信越支社による初物件「信州小諸の家」が完工した。同プロジェクトは、中古戸建て住宅を、断熱と耐震の性能向上にこだわって、現在一般的な新築住宅の性能を上回るレベルにリノベーションする。「信州小諸の家」は、長野県小諸市に立つ築45年の木造住宅。
「トレドールるす楽」ロッカー扉開状態(下)と閉状態
◇宅配ロッカーで大荷物も マンションドア〈三和シヤッター工業〉
三和シヤッター工業(東京都板橋区、燻R盟司社長)は3月9日、業界初の宅配ロッカー付きマンションドア「トレドールるす楽」を発売。不在時に配達物を受け取ることができ、配達された荷物を住戸内の扉から玄関ドアを開けずに取り出せる。ロッカーは最大高さ約1600oで、大きな荷物の受け取りにも対応。豊富なデザインと表面材色があり、マンションのコンセプトに合わせて選ぶことができる。
リラックスできる空間をつくるガーデンルーム「ハピーナリラ」
◇リラックス空間つくる ガーデンルーム 視線カット効果高く〈三協立山・三協アルミ社〉
三協立山(富山県高岡市、山下清胤社長)・三協アルミ社(中野敬司社長)は3月2日、ガーデンルーム「ハピーナリラ」を発売した。2012年に発売した「ハピーナ」をベースに、視線カット効果が高い仕様を追加するなど、自分らしくゆったりとリラックスできる空間づくりに貢献する。従来の腰壁高さ1000oの「腰壁標準タイプ」に、業界初の腰壁高さ1500oの「腰壁ハイHタイプ」を加えた。