2019 11/24・12/1
 

◇「防災協定」の締結提案 取り換え価格を明示も〈全国板硝子商工協同組合連合会〉

全国板硝子商工協同組合連合会(全硝連、辻良明会長)は11月8日、長野市のホテルメトロポリタン長野で第35回全国理事長会議を開催。賛助会員、来賓合わせて約60人が参加した。本年度実施した「防災安全ガラス」の寄贈と10月10日「窓ガラスの日」の制定を報告。今後の活動内容を検討するとともに、審議事項として来年度に向け「防災協定」の締結と「取り換えガラス製品参考価格」について検討し、全硝連として対応準備を進めることを決めた。「防災協定」は、大規模災害に備え、企業や団体などと自治体が緊急物資の収集・配送・施工などさまざまな分野で防災協定を結ぶ動きが全国的に広がっていることに対応する。








 

坂元淳一氏(左)と田村光宏氏


◇玄関引き戸を刷新 開口部は心地よさも重要〈LIXIL〉

LIXIL(東京都江東区、大坪一彦社長)は11月14日、本社のLIXILWINGビル光で、主力のTOSTEM玄関引き戸「エルムーブ」シリーズをフルモデルチェンジした「エルムーブ2」と「エルムーブ2防火戸」(国土交通大臣認定防火設備)を来年1月6日に発売すると発表した。田村光宏LIXILハウジングテクノロジージャパンサッシ・ドア事業部長は「開口部は断熱性、安全性、耐久性など住宅性能の向上も大切だが、豊かさ、快適さ、心地よさといった数値に表れない生活価値の向上も重要だ」と述べた。










 

埼玉高速鉄道に設置された「インフォベール」


◇鉄道車両用サイネージに 埼玉高速「インフォベール」採用〈AGC〉

AGC(島村琢哉社長)とビズライト・テクノロジー(田中博見社長)は11月12日、埼玉高速鉄道の車両に鉄道車両用サイネージとして世界で初めてAGCの「インフォベール」が採用されたと発表した。両社は埼玉高速鉄道の車両に設置する「ダイナミックビークルスクリーン」の運用開始に向けて取り組み、60車両の計480台に「インフォベール」導入が決まった。「インフォベール」は、AGCが開発した特殊な光学樹脂と貼合技術を用い、ガラスにディスプレーを直接貼り合わせて使用するガラスサイネージ製品。










 

全事業所でサテライトオフィス化、フリーアドレス化を進めている(左からテクノハートセンター、泉大津office左から八尾office、伏見office)


◇テレワーク宣言企業に サッシ・ガラス業界初〈八尾トーヨー住器〉

八尾トーヨー住器(大阪府八尾市、金子真也社長)は厚生労働省のテレワーク普及推進策「テレワーク宣言応援事業」で、2019年度の「テレワーク宣言企業」に選出された。移動時間の最小化と、場所にとらわれない働き方ができるよう、タブレット端末の支給、全ての事業所で進めているサテライトオフィス化・フリーアドレス化、産休・育休後の女性社員の在宅勤務実施などの施策が評価された。同事業は2017年度に開始され、本年度の選出企業は同社を含め7社。累計17社が選出されており、サッシ・ガラス業界では同社が初めて。










 

「都有施設における再生可能エネルギー見える化モデル事業」で東京ビッグサイトに設置案の一例


◇5社で都事業に採用 太陽光一体ガラス歩道他〈宮吉硝子〉

宮吉硝子(名古屋市昭和区、立木彰一社長)は東京都環境局の「都有施設における再生可能エネルギー見える化モデル事業」の公募に5社共同で応募し、事業実施者に採用された。同社は共同で応募した早水電機工業、ソーラーフロンティア、東洋テックスと昨年から共同開発したソーラーパネル一体型ガラス歩道パネル「solar WAY」と、音力発電の「発電床」を組み合わせ、2020年3月までに東京ビッグサイト(東京・有明)のエントランスホール前の広場に設置する。









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