2013 6/9
 

経済産業省との懇談会


◇リフォームでパイ拡大 全国卸、国に後押しを要請〈全国板硝子卸商業組合連合会〉

全国板硝子卸商業組合連合会(松本巖会長)は5月29日、東京都港区のメルパルク東京で第27回通常総会、経済産業省との懇談会、懇親パーティーを開催した。松本会長はあいさつの中で「われわれの業界は苦戦している部分と希望が持てる部分が出てきているが、まずは業界のパイを大きくするのが一番の課題。リフォーム分野が大きく伸ばせるチャンスだと思っている」と述べた。経済産業省に対しては「ガラスは割れない限り使い続けることができるので、いいと分かっていてもリフォーム需要に結び付きにくい」とし、窓リフォームを後押しするような施策を依頼した。






 

奄`GC旭硝子を代表して相武弘明日本・アジア事業本部ビルディング事業部長(左から2人目)、足立敏一日本・アジア事業本部ビルディング事業部営業部長(左端)に陳情書を提出LIXILを代表して白井春雄取締役副社長執行役員LIXILジャパンカンパニー社長に陳情書を提出した


 
 

◇完成品出荷について ガラス、サッシメーカー6社に陳情〈全国卸、全国工事、全硝連〉

板ガラス業界団体の全国板硝子卸商業組合連合会(全国卸)、全国板硝子工事協同組合連合会(全国工事)、全国板硝子商工協同組合連合会(全硝連)の代表は5月30、31日の2日にかけて、板ガラスメーカー3社(AGC旭硝子、日本板硝子、セントラル硝子)、サッシメーカー3社(LIXIL、YKKAP、三協立山・三協アルミ社)を訪ね、それぞれに「板ガラス(窓)および防火戸の完成品出荷について(お願い)」と題した陳情書を提出。今後のメーカー各社の対応を注視し、場合によっては「陳情を継続する」としている。






 

「ペアマルチEAグリーン」の構造


◇日射熱を55%カット 遮熱低放射複層ガラス〈日本板硝子〉

日本板硝子(吉川恵治社長)は6月1日、遮熱低放射複層ガラス「ペアマルチEAグリーン」を発売した。室外側のガラスにコーティングした高断熱Low―E膜が、夏は日差しを遮るため涼しく、冬は暖房熱を外に逃がさない。中空層12_の場合、日射熱を55%カットし、熱貫流率は1・9h毎平方b毎ケルビン。室内に侵入する熱量を抑え、冷房負荷を大幅に軽減する。




 

◇国内は建材が好調 営業・経常益は3桁増〈YKK AP〉

YKK APは5月24日、2013年3月期単独決算を発表。売上高は3079億5000万円、2012年同期比5・9%増。営業利益は139億8700万円、同149・8%増、経常利益は131億100万円、同152・0%増、最終純利益は177億4500万円、同484・9%増となった。国内建材事業は好調で、固定費の回収や生産性が向上した。






 

「サングッドU」施工例



◇金具追加で取付拡大 外付けロールスクリーン〈セイキ販売〉

セイキ販売(東京都練馬区、守谷守社長)などセイキグループは6月3日、外付けロールスクリーン「サングッドU」を刷新。サッシの枠付け金具とデッキ固定金具を追加することで、取り付け対象が大幅に拡大した。スクリーンの色は11色に増やした。金具追加は、「窓枠に簡単に設置したい」「テラスのデッキに広げて使いたい」という声に応えた。従来の手すり用のバンド金具と合わせてオーニング用途としての幅も広がり、窓による節電を手軽に実現できる。





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