2011 5/22

◇ペルーにフロート窯 建築用と車用、14年稼働へ〈日本板硝子〉

日本板硝子(クレイグ・ネイラー社長)は5月17日、同社グループのチリの子会社ビドリオス・リルケン社(VidriosLirquen)が、ペルーのリマにガラスフロート窯を新設すると発表した。新ラインの生産能力は日産800dで、ペルーの建築用市場と自動車用市場にフロートガラスを供給する。2014年中に生産を開始する見込み。投資額は2億j(約162億円)になるもよう。これによってビドリオス・リルケン社は、南米の南太平洋沿海地域でのリーディングプレーヤーとしての地位を強固にすることを目指す。




 

◇住宅エコポイント 工事短縮7月末までに〈国土交通省〉

国土交通省は5月13日、住宅エコポイントのポイントが発行される工事の対象期間を短縮すると発表した。エコ住宅の新築とエコリフォームのポイントが発行される工事の対象期間を、2011年12月末までに着工・着手したものとしていたが、5カ月短縮し、2011年7月末までに変更した。ポイントの申請が想定を大きく上回り、「環境対応住宅の普及」という制度の目的が早期に達成される状況となってきていることによる。ポイントの申請期間と交換期間の変更はない。






 

右上が0.1_厚の超薄板ガラス


◇フロート法で世界最薄 0.1_厚の板ガラス開発〈AGC旭硝子〉

AGC旭硝子(石村和彦社長)は5月16日、フロート法で製造するガラスとしては世界最薄となる0・1_厚の超薄板ガラスの開発に成功したと発表。このガラスはTFT液晶用ガラス基板として実績のある無アルカリガラスで、今後、次世代のディスプレーや照明、タッチパネル、医療用など最先端のアプリケーションへの採用が期待される。




 

◇出荷は4ヵ月連続増 複層好調、13ヵ月連続伸び〈板硝子協会〉

板硝子協会(皿澤修一会長)は5月1日、2011年2月の板ガラス生産・出荷動向を発表。板ガラスの生産は3カ月連続の増加となった。出荷は4カ月連続で増加した。複層ガラスは生産・出荷ともに13カ月連続で増加した。板ガラスの生産は197万4000換算箱、前年同月比12・8%増、出荷は212万8000換算箱、同12・5%増だった。板ガラスのうち普通板・型板ガラスの生産は16万8000換算箱、同15・4%減と4カ月ぶりに減少。出荷は18万3000換算箱、同4・0%増と2カ月ぶりに増加した。フロート板・磨き板ガラスの生産は180万6000換算箱、同16・4%増と3カ月連続の増加だった。出荷は194万5000換算箱、同13・4%増と4カ月連続で増加した。






 

新社長就任が内定した藤森義明氏


◇新社長に藤森氏内定 委員会設置会社へ移行も〈住生活グループ〉

住生活グループは5月2日に開催した取締役会で、委員会設置会社に移行することを決定した。委員会は「指名委員会」「監査委員会」「報酬委員会」。経営の執行と監督を分離し、執行役による迅速な業務決定を可能にするとともに、経営の透明性を確保してコーポレートガバナンスを一層強化する。6月23日に開催する定時株主総会で、定款変更について株主の承認を得て移行する。






 

新しくなった「ラフォースEO」


◇電気錠を標準装備 室外は鍵穴見えず安全〈三協立山アルミ〉

三協立山アルミ(富山県高岡市、藤木正和社長)は、玄関ドア「ラフォース」シリーズに新シリーズを追加。従来品のリニューアルも行った。4月26日に電気錠「キーガル」を標準搭載した「ラフォースEO」を発売。5月10日に、発売中のスライディングドア「ラフォースSD」の断熱性能を向上、下枠段差への配慮、デザインの充実を図ってリニューアルして発売した。





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