2011 2/27・3/6

◇南米で自動車用拡大 合わせ新ライン稼動〈日本板硝子〉

日本板硝子(クレイグ・ネイラー社長)は2月15日、ブラジルのカサパバ(サンパウロの東方約120`)にあるカサパバ工場に合わせガラスの製造ラインを新設した。新ラインによって、ブラジルでの生産能力はおよそ50%増加し、自動車のフロントガラスを年間約370万台分生産できるようになった。今年3月末までにフル生産となる見込み。同社は、2010年11月に公表した戦略的経営計画に沿って、主要な新興市場での生産能力の拡大に向けた投資を進めている。南米での自動車市場は、同社の拡大戦略の重要な要素となっている。ブラジルでは30年余り操業してきており、高いシェアを持つ。ブラジルでの自動車市場は堅調に成長しており、年間生産台数は2014年までに500万台に達すると予想されている。




 

◇住宅エコポイント1月実施状況 ポイント発行676億ポイントに

住宅エコポイントの2011年1月末時点の実施状況が2月10日に発表された。1月の住宅エコポイントの申請は6万8626戸と2010年12月より7・0%減少。内訳は新築が3万162戸(前月比2・8%増)、リフォームが3万8464戸(同13・5%減)だった。申請受け付け開始からの累計は47万8255戸(新築19万7345戸、リフォーム28万910戸)。1月に発行された住宅エコポイントは6万9247戸、111億9675万5000。うち新築が2万9911戸、89億7330万で発行ポイントの80・14%を占める。リフォームは3万9336戸、22億2345万5000で発行ポイントの19・86%だった。






 

ダイオード封止用無鉛管ガラス


◇無鉛管ガラス開発 ダイオードなど封止用〈日本電気硝子〉

日本電気硝子(大津市、有岡雅行社長)はこのほど、ダイオードなど半導体の封止用に無鉛管ガラス「NL―18」を開発した。鉛などの環境負荷物質を用いず、630度の低温封止を実現した。主に鉛ガラスがダイオード封止用に使われてきたのは、低温封止が可能なため、封止時の加熱による半導体素子の劣化を避けることができ、耐酸性、電気特性にも優れていることによる。






 

オリジナル架台「L・Eラック」施工例


◇オリジナル新架台 太陽光発電システムに施工しやすく〈LIXILエナジー〉

住宅用太陽光発電システムを構築・販売する、住生活グループのLIXILエナジー(東京都中央区、太田裕介社長)は4月1日から、住宅用太陽光発電システム「リクシルソーラー」のオリジナル架台「L・Eラック」を発売する。完全垂木施工やシール付きねじ、アース金具と架台の一体化、部品のプレセット化などによって、準備や施工に掛かる現場工数を大幅に削減。従来の施工方法に比べ、標準施工時間を約40%短縮した。






 

新社長に就任した土屋英久氏


◇新社長に土屋英久氏〈不二サッシ〉

不二サッシ(川崎市幸区)は2月21日、3月1日付で土屋英久常務の社長昇格を発表した。吉本直史社長は取締役相談役に就任する。同日付人事異動も発令した。








 

「ff(フォルテッシュ)」(「平ケース」)


◇シャープなデザイン 商品構成絞り低価格化〈ハヤノ産業〉

ディスプレー什器(じゅうき)・器具製造・販売のハヤノ産業(名古屋市中区、早野誠社長、052・331・8911)はこのほど、アルミショーケース「ff(フォルテッシュ)」を発売した。スタイリッシュな意匠とコストパフォーマンスの高さを両立。同社の主力ショーケースブランド「エクシード」のイメージを持ちながら、違うカテゴリーの確立を目指して開発した。4本の足でケースをしっかり支え、柱が床まで通しになっているシャープなデザイン。コネクター・柱など、ほとんどの部材を新しく設計した。フレーム色をシルバーとマットブラックの2色に絞るなど、シンプルな商品構成と価格を抑えたことで、仕様が豊富な「エクシード」と差別化する。





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