2010 10/3

◇リグラス会 リグラス商品拡販へ 販売支援ツールなど紹介〈AGCグラスプロダクツ〉

AGCグラスプロダクツ(原田伸一社長)は9月27日の名古屋を皮切りに10月6日の広島まで全国7会場(名古屋、東京、金沢、仙台、大阪、福岡、広島)でリグラス会を開催している。「エコポイント拡販関連」をテーマにリグラス市場の概況などを説明し、冬の窓リフォーム「トリプルお得キャンペーン」、口コミ獲得支援ツール、まどまど新商品、内窓向け高機能ガラス拡販ツール、建築物向け簡易省エネシミュレーション、エコリグラスカップ2010などについて各担当者が説明する。東京会場は9月28日、午前と午後の2回開催し、約100人が参加した。




 

◇住宅の普及率 戸建ては複層95% 09年度エコガラス4割超え〈板硝子協会〉

板硝子協会(皿澤修一会長)はこのほど、複層ガラスとLow―E複層ガラス(エコガラス)の新築住宅への普及率を発表。2009年度は新築戸建て住宅で複層ガラスの面積普及率、戸数普及率ともほぼ9割と高い水準を維持している。エコガラスは面積普及率が3割以上、戸数普及率が4割以上。戸数普及率は順調に増加しているものの、面積普及率は横ばいだった。共同建て住宅は複層ガラスの面積普及率、戸数普及率ともまだ5割に届かず、Low―E複層ガラスは低い水準にとどまっている。




 

◇住宅エコポイント開始以降の出荷状況 8月も2倍以上に 内窓・改修用ガラスとも〈経済産業省〉

経済産業省は9月16日、8月の「内窓」と「リフォーム用ガラス」の出荷状況を発表した。住宅エコポイント開始以降、内窓は4月をピークに前年同月に比べた伸び率は減少が続いている。リフォーム用ガラスは月別の変化は少ないが、こちらも5月をピークに伸び率は減少していたが、3カ月ぶりに増加した。内窓は、2月が前年同月比78%増、3月は同225%増、4月は同321%増、5月は同282%増、6月は同245%増、7月は同184%増、8月は同176%増。住宅エコポイントの申請受け付け開始後はどの月も大きく出荷を伸ばしている。リフォーム用ガラスは、2月が同92%増、3月は同102%増、4月は同136%増、5月は同162%増、6月は同147%増、7月は同127%増、8月は同142%増。こちらも増加の幅は大きい。






 

注目を集めた「サーモス」


◇次世代住まい体験・体感 環境テーマに展示会〈トステム〉

トステム(東京都江東区、大竹俊夫社長)は9月18、19日の2日間、横浜市西区のパシフィコ横浜で、環境に配慮した次世代の住まいを体験・体感できる「トステム・スマイルエココレクション2010」を開催した。今年発売した最新のエコ商品やリフォーム商材を紹介。10月から東北地域で先行発売する業界初のフレームと複層ガラスの一体化技術を用いた次世代スタンダードウインドー「サーモス」が来場者の関心を集めた。会場を「体験の森」「スマイルエコの森」「1DayReformの森」に分け、イベントステージ、住宅相談コーナーなどを配置した。






 

すっきりとした意匠


◇給排換気スリット新型 高い遮音性と連窓一体感〈三協立山アルミ〉

三協立山アルミ(富山県高岡市、藤木正和社長)は9月1日、ビル・集合住宅向け定風量給排気換気スリット「キャブコン」の新型を発売。本体の換気扉(開きかまち)を枠見込み内(70_)に納め、連窓の一体感を高めたすっきりとした意匠にした。遮音性能も高め、T―2にまで対応できるようになった。「キャブコン」はサッシ縦枠や連窓の方立てに組み込み、換気扉を開けることで、窓を閉めたままでも効率的に自然換気ができる。就寝時でも防犯に配慮しながら換気でき、外出時には自然換気で室内温度の上昇を抑えられる。




 

◇iPadなどに対応 PDFカタログを公開〈サンゲツ〉

サンゲツ(名古屋市西区)は高機能情報端末「iPad」や携帯端末「iPhone」で壁紙・カーテン・床材の主要見本帳を閲覧できる「PDFカタログ」を公開した。さまざまな場所や環境で見本帳を利用できるので、iPad・iPhoneを活用したプレゼン対応など活用範囲が広がる。同社ウェブサイト上で公開中のオンラインカタログ「デジタルブック」はほとんど、「フラッシュ」と呼ばれるソフトで作成している。現時点でこのソフトに対応していないiPadやiPhoneでは閲覧ができない。端末の種類を問わず閲覧が可能な「PDFカタログ」を用意することで、こうした高機能情報端末にも対応する環境を整えた。





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