2010 8/1
  

◇【大竹俊夫社長に聞く】強い現場づくりへ 営業利益率10%を目標〈トステム〉

「10年前のような活気のある会社に戻し、世間に認められるトステムにする」。こう断言するのは4月1日に副社長から社長に昇格した大竹俊夫氏。「一人一人がモチベーションを高く持ち、成績に責任を持って自分でやったことに対して自分で評価できる状態をつくれ」と全営業社員に呼び掛け、営業利益率10%の世間に認められる会社を目指す。社長就任から4カ月、強い現場づくりにスピード感を持って取り組む大竹社長に抱負、市場変化への対応、下期の展望、新日軽とのシナジーなどを聞いた。






 

◇遮熱高断熱Low─E複層 オンラインコーティング採用〈日本板硝子〉

日本板硝子(クレイグ・ネイラー社長)はこのほど、遮熱低放射複層ガラス「ペアマルチSE」を発売した。室外側ガラスにコーティングした遮熱高断熱Low―E膜が、室内の暖房熱は外に逃がさず、高い遮熱性能で日射熱をカットする。同社が世界で初めて実現した、遮熱タイプのオンラインコーティングLow―Eガラス「Solar―E」を採用した。断熱性能が高く、夏の冷房効果を高めて快適に過ごせるだけでなく、冬の暖房効果も確保する。冬の室内の暖かさは一般的な複層ガラス以上。室内の暖房熱を外に逃がす割合は、フロート板ガラス3_厚を100とすると、「ペアマルチSE」は31になる。窓辺の冷気をシャットアウトし、外気温マイナス17度まで結露の発生を抑える(室内温度20度、湿度60%、戸外風速3・5b毎秒で同社計算値)。夏季の日射熱を大幅にカットし、冷房負荷を軽減する。一枚ガラスに比べて省エネ性能に優れる。




 

◇省エネシステム導入 費用の3分の1補助〈NEDO〉

独立行政法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は7月9日、省エネルギーの普及の促進を図るため、2010年度「住宅・建築物高効率エネルギーシステム導入促進事業(住宅に係るもの)」2次公募を実施すると発表した。NEDOが指定する省エネルギー性の高い高効率エネルギーシステムを新築、既築、増築、改築の住宅に事業者(建築主)が導入する際に、その費用の3分の1以内を補助する。応募受け付け期間は8月2〜31日(予定)。




 

◇11年度経常益62億円 中期3ヵ年計画見直し〈三協・立山ホールディングス〉

三協・立山ホールディングス(富山県高岡市、要明英雄社長)は7月14日、東京本社で、川村人志会長、駒方米弘専務取締役、大原達夫執行役員が、12年5月期を最終年度とする中期3カ年経営計画の見直しを発表した。中期経営計画目標は、市場環境の厳しさを受け、売上高は、当初計画の11年5月期2690億円を2570億円、12年5月期2770億円を2640億円に、経常利益は11年5月期49億円を43億円、12年5月期68億円を62億円にそれぞれ下方修正した。






 

左から澤木大建工業社長、吉田YKKAP社長、張本TOTO社長


◇梅田にコラボSR 関西のランドマークへ〈TOTO、大建工業、YKKAP〉

TOTO、大建工業、YKKAPのTDY3社は7月26日、大阪市北区の梅田阪急ビル・オフィスタワー20階の「TDY大阪コラボレーションショールーム」のオープニング記者会見とショールーム見学会を開催。張本邦雄TOTO社長、澤木良次大建工業社長、田忠裕YKKAP社長が出席した。同ショールームは大都市圏初のコラボレーションショールームで、7月30日から一般公開した。1日約250万人の乗降客がある梅田駅。梅田の中心部に開設する同ショールームを関西のランドマークと位置付け、3社のコーポレートブランドの情報を発信していく拠点とする。






 

リニューアルした大阪ショールーム


◇個性的ガラス建材 大阪SRをリニューアル〈電気硝子建材〉

電気硝子建材(大阪市淀川区、大工信隆社長)はこのほど、大阪市淀川区にある大阪ショールームをリニューアルした。同社が取り扱いを開始した、乾式施工用れんが「グラソア&セラミックスクリーン」、有孔れんが「ポーラスブロック」と「SEVESガラスブロック」の組み合わせなどを新しく展示。ガラスブロックなど個性的なガラス建材を手にとって触れることができる。「グラソア&セラミックスクリーン」は長方体のボディーに2つの穴を持つ「グラソア」と、曲線を持つユニークなフォルムのセラミックブリックを組み合わせながら積み上げたスクリーン。後ろからライトアップすると、ガラスでできた「グラソア」の部分が光をとおし、個性的な印象を与える。





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