2010 6/13
  

皿澤修一社長


◇第3回セントラル硝子全国特約店研修会 ガラス事業復活へ〈セントラル硝子〉

セントラル硝子(皿澤修一社長)は6月9日、東京都文京区の椿山荘で全国から120人が参加して第3回セントラル硝子全国特約店研修会を開催。同社はガラス事業の回復に向け大胆な構造改革に取り組んでいるが、皿澤社長は営業サイドの要望を重視する姿勢で臨み、生産面での対応力強化も図る方針を打ち出した。同時に流通特約店との一体となった協力も求めた。研修会はNPO法人ベースボールスピリッツ理事長の奥村幸治氏が「目標達成のセルフマネジメント―奥村流!個々の能力の引き出し方」を演題に1時間半講演した。






 

施工例「SGコート打ち放し用」=駒込学生会館


◇光触媒外壁防汚コート 全天候型ガラス美観も保つ〈電気硝子建材〉

電気硝子建材(大阪市淀川区、大工信隆社長)はこのほど、全天候型光触媒コーティング剤「SGコート」シリーズを発売した。防汚、耐久性に優れた、全光源(紫外線から可視光線まで)に対応するコーティング剤。親水性が高い塗膜で、雨が降ると汚れを洗い流すセルフクリーニング機能と、酸化作用で油成分を分解する機能を持つ。「SGコート」は無機塗料のため、ほこりやちりが付着しにくい。無機塗料は、紫外線の波長より短い280ナノb以下の波長領域にあり、塗膜劣化の原因とされる紫外線による影響をあまり受けないため、塗膜性能を長期間維持する。酸化作用でカビの発生も防ぐ。太陽光が当たりにくい北面や日陰でも、親水性、全光応答型光触媒の酸化分解作用を得られ、油成分の窒素酸化物、硫黄酸化物を酸化作用で二酸化炭素と水に分解する。






 

「エックスステージ」施工例


◇雨水を1点集水 シンプルなバルコニー〈トステム〉

トステム(東京都江東区、大竹俊夫社長)は6月1日、「雨水一点集水システム」を搭載したバルコニー「エックスステージ」を発売した。出幅方向だけでなく間口方向にも小さなこう配を付け、前けた内部に横といと同じ機能を持たせた。横といを取り付けなくても雨どいが1カ所で済む、業界初の新構造。シンプルでスタイリッシュなバルコニーを追求した。 笠木のサイズをスリムにし、コーナー部分の継ぎ目が目立たないようにした。面材はパンチングタイプと縦格子タイプがある。パンチングタイプは端部までパンチングをあしらい、縦格子タイプは格子の太さを均等にしてすっきりとしたデザインにした。シャイングレー、オータムブラウンの2色。胴差し納まり。木造向け。






 

ライフデザインスタジオ


◇3DでEX商品提案 次世代型ショールーム〈三協立山アルミ〉

三協立山アルミ(富山県高岡市、藤木正和社長)は5月13日、東海エクステリア建材支店(名古屋市名東区)内にエクステリア製品を提案するショールーム「ライフデザインスタジオ」をオープンした。3D動画や3Dコンピューターグラフィックス技術を使い、約180の大型スクリーンで提案する「次世代型ショールーム」で、商品のスケール感や使用感を擬似体験できる。 エクステリア商品の「ミューテリア」シリーズを提案する施設として開設。「マイ・スタイルシアター」「3Dウォークスルー」「3D施工現場ライブラリー」の3Dコンテンツ映像が、大型スクリーンと3D専用プロジェクション設備によって、実物大の迫力で商品の特徴やイメージを体感できる。






 

ウレタンを充てんする工具が鉄砲に似ていることから「発砲工法」と名付けた


◇サッシ取付新工法 全国普及へ活動〈発砲工法協会〉

発砲工法協会(沖縄県本部町、安里明会長、0120・317・880)は5月20日、東京都千代田区のシステム・インテグレーションの会議室で、サッシの取り付け工程を大幅に短縮する革新的な新工法「発泡ウレタン工法(発砲工法)」を発表した。安里会長は「発砲工法を全国展開するため、昨年12月に沖縄県内4社で発砲工法協会を設立した。県外にも会員増強を図っていく」と意気込みを語った。 「発砲工法」は、既存の枠と新規の枠のすき間に発泡ウレタンを充てんする画期的な窓枠改修工法。新築にも同工法を利用することができる。アルミサッシのほか、スチール、木造、コンクリート、ALCなどく体の材質や既存サッシの形状を選ばない。従来工法に比べて水密性、気密性、耐風圧性、遮音性が向上し、施工時間を大幅に短縮できる。





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