2009 10/4

◇製販一体の新会社 近畿中四国3社を統合〈セントラル硝子〉

セントラル硝子(皿澤修一社長)は10月1日付で近畿中四国地区のガラス営業部門の販売組織を変更した。同社出資特約店のセントレックス関西(堺市堺区)、セントレックス中国(広島市西区)、複層ガラス製造会社の関西板ガラスセンター(堺市堺区)の3社を合併、同時にセントラル硝子大阪支店の硝子販売部門の業務を移管し、新会社「セントラル硝子関西株式会社」として営業を開始した。各社が築き上げた販売網を合併によって強化、広域化するとともに、加工ガラス製造を加えた製販一体の販売会社として地域での存在感を強める。顧客の要望に的確に応える体制を目指す。




 

◇FPD用需要回復 業績予想を上方修正〈日本電気硝子〉

日本電気硝子(有岡雅行社長)は9月24日、2009年4〜9月期の業績予想を上方修正した。フラットパネルディスプレー(FPD)用ガラスの需要の回復を背景に、7月24日発表の見通しより強含みで進ちょくしているという。売上高は1430億円(前回発表予想1340億〜1440億円)、営業利益は330億円(同210億〜270億円)、経常利益は300億円(同170億〜230億円)、4〜9月期純利益は150億円(同60億〜100億円)を見込む。2009年10〜12月期もFPD用ガラスは堅調な需要を予想。前年同期と比較して売上高は15〜30%の増加、営業利益は80〜120%の増加を見込む。






 

握手するフィリップ・バレリーSGHジャパン社長(左)と星野岳央星野アルミ建材社長


◇ディオライトクラブ 国内2社目の販売提携〈サンゴバン・ハングラス・ジャパン〉

星野アルミ建材(栃木県那須塩原市上郷屋98ノ55、星野岳央社長)はサンゴバン・ハングラス・ジャパン(SGHジャパン、フィリップ・バレリー社長)と「デュオライトクラブ(DuoLiteClub)」契約を結び、9月8日にそれぞれ調印した。国内で2番目の同クラブ加盟店となる。今後、さまざまな機能を持つ複層ガラスの製造と断熱サッシの組み立てによる高断熱窓の製造販売をより強化する方針で臨む。






 

本当の木に近い素材感になる


◇浮造り調仕上げ 基幹玄関扉に新ステージ〈新日軽〉

新日軽(東京都江東区、中嶋豪社長)は10月中旬から、玄関ドアシリーズの基幹商品「FACE(フェイス)」に新ステージ「プレシャスステージ」を追加する。高級家具や伝統工芸に使われる技法を再現した浮造り調のデザインを採用。同社の浮造り調デザインの玄関ドアはこれまで扉厚60_だけだったが、本物の木質に近いナチュラルさと高級感が市場で高く評価されたことから、「プレシャスステージ」は同40_と50_を展開する。






 

「インテリジェント防音サッシ」「オート・クローザー」


◇天候感知する窓 携帯・リモコン操作も〈ハマダ工商〉

ハマダ工商(愛知県岡崎市、浜崎幸男社長、0564・54・0552)は自動で窓を開閉・施錠する「インテリジェント防音サッシ」と、後付けタイプの「オート・クローザー」を開発した。雨や温度、振動などを感知して自動で閉まる装置は初めてという。閉め忘れ防止や防犯、介護などさまざまな用途を提案する。






 

左から「ブラインドモード」「防犯+通風モード」


◇トヨタなど3社 自動で日射制御 国内初電動防犯ブラインド〈トヨタ自動車〉

トヨタ自動車とトヨタホーム、アイシン精機の3社は9月24日、自動で日射を制御する電動防犯ブラインドシャッター「日射制御エアリーガード」を共同開発したと発表した。自動の日射制御機能を持つ電動防犯ブラインドシャッターの商品化は国内初。四季を通じて日射を制御し、遮熱、通風、明るさを自動で調整する。





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