2009 3/8
  

国立大介氏遠燗c安彦理事長


◇防火シール徹底を防火設備の留意事項 高層向けゲートシステム事業体質さらに強化〈東海卸〉

ここ数年、耐震偽装や耐火偽装といった問題が相次いだことを受け、建築業界はコンプライアンスの徹底が求められている。ガラス・サッシ業界では特に防火設備に使用するサッシやガラス、副構成材料について注意が必要だ。東海板硝子卸商業組合(内田安彦理事長)が2月19日、名古屋市で組合員やガラス・サッシ販売店を集めて講習会を開催するなど、防火設備についての留意事項の再徹底を呼び掛ける動きも出始めた。 東海卸の講習会では宮吉硝子(名古屋市昭和区)の国立大介取締役開発営業部部長が講演。




 

◇トステム第19回トータルハウジング大賞 住み継ぐ家づくりへ 施主と価格を共有〈トステム〉

トステム(小川康彦社長)は、住宅施工例コンテスト「第19回トータルハウジング大賞(TH大賞)」に全国の工務店(ビルダー)から応募された中から入賞作品を決定。2月19日、東京都品川区のラフォーレ東京で表彰式を開催した。応募は新築部門762点、リフォーム部門307点の計1069点。新築は無駄を排した「ミニマム」な住宅、リフォームは3階建てから平屋に「減築」した作品がそれぞれ大賞を受賞した。「TH大賞」はトステムが地域工務店の支援を目的に推進する「TH友の会」会員工務店を対象に毎年実施する住宅施工例コンテスト。地域工務店の設計・施工力の向上を図ることが目的で、今年で19回目。






 

右は設置イメージ


◇新日軽、ナブテスコなど5社共同開発 高層向けゲートシステム 折戸式自動扉の二重構造

新日軽、ナブテスコ、ナブコシステム、パナソニック電工、森ビルの5社はこのほど、高層ビル向け新ゲートシステム「超軽量多機能二重扉」を共同開発。2月23日、東京都港区の17森ビルで、製品発表と実機体験会を開催した。今後は実用化に向けて検証し、今年秋から省エネ対策、防犯対策を重視する高層ビルに提供を開始し、将来は表玄関入り口の扉として用途を拡大したい考え。 「超軽量多機能二重扉」は、2枚折れ戸の両開き自動扉装置を採用。室内に風が吹き込むドラフト現象を防ぐ二重扉構造とし、常にどちらかの扉が閉じるインターロック制御を採用した。セキュリティーも重視。新日軽が折れ戸を含む建具、ナブテスコとナブコシステムが駆動装置と制御、パナソニック電工が認証システム、音声案内、誘導サインの技術、森ビルはビル運営者としてのノウハウを提供した。






 

スリットタイプ


◇通風・採光タイプも リモコン電動シャッター〈YKK AP〉

YKK AP(東京都千代田区)は4月1日、リモコンスイッチ標準装備の電動シャッター「リモコン電動シャッター」を発売する。室内のどこからでも操作でき、一斉操作やタイマー操作(別売り)にも対応する。快適で環境負荷が少ない暮らしを実現する「グリーンブリーズ最適商品」。通風・採光機能を備えたスリットタイプとスタンダードなスチールタイプがある。スリットタイプはスラット間に設けたスリットで、シャッターを下ろした状態でも採光・通気ができる。スリット開口率が従来品の3.3倍に向上した。





ページの先頭に戻る 過去の記事に戻る