2009 1/31
  

吉田忠祐副理事長(左)と飛田英一理事長


◇リフォーム工事拡充 景気対策生かす努力を〈日本サッシ協会・カーテンウォール・防火開口部協会〉

日本サッシ協会(飛田英一理事長)とカーテンウォール・防火開口部協会(飛田英一会長)は1月26日、東京都港区の明治記念館で経済産業省、国土交通省、日本建築士会連合会などから来賓を多数招き、新年賀詞交歓会を開いた。飛田理事長・会長は「住宅・建築投資の停滞が影響、今年も楽観が許されない経営環境になる。ただこれまで幾重もの苦況を乗り越え、業界の知恵を結集して新たな需要を創造してきた経験がある。




 

◇追加公募2月10日まで 住宅断熱改修に補助〈NEDO〉

NEDO(新エネルギー・産業技術総合開発機構)は2008年度の「住宅・建築物高効率エネルギーシステム導入促進事業(住宅に係るもの)」の設備導入補助を追加公募(2次)している。「安心実現のための緊急総合対策」実施に伴う2008年度補正予算が成立したことによる。追加公募の受け付けは2月10日まで。同事業はNEDO技術開発機構が指定する省エネルギー性の高い高効率エネルギーシステムを既築、新築、増築、改築の住宅に事業者(建築主)が導入(断熱改修)する際に、その費用の一部を補助する。今回は太陽光発電を含むシステムは対象外、断熱改修する面積は住宅の延べ床面積の3分の1以上。補助率は補助対象費用の3分の1以内。






 

「リジェーロV」にも「CAZAS」を採用


◇トステムのICカードキー アパート扉も採用〈トステム〉

トステム(東京都江東区、小川康彦社長)はこのほど、ICカードキー「CAZAS(カザス)」をアパート用玄関ドア「リジェーロV」にも展開。戸建て住宅だけでなく集合住宅にも採用できるようになった。入居者が簡単に登録を変更でき、賃貸アパート入居者が鍵の代わりに「カザス」を利用することで、所有者や管理者が引っ越し時にシリンダーを交換する必要がない。入居者が「カザス」を紛失しても容易に対処できる。手動キー玄関ドアの価格に5万2500円を上乗せするだけで「カザス」に変更できる。






 

テラコッタ調アルミ建材「アルテラ」


◇アルミで素焼き風 落下ないので高所も〈不二サッシ〉

不二サッシ(川崎市幸区、嵯峨明社長)はこのほど、テラコッタ調アルミニウム表面処理建材「アルテラ」を発売した。石粉、石粒、土などの主材と、主材をつなげる副材の樹脂顔料から成る塗料をアルミニウム材に塗装した。表面は凹凸があるテラコッタ(粘土の素焼き)調の意匠となり、樹脂顔料が高い耐候性を実現。本物のテラコッタと比べて軽量で、粉砕落下の心配がないので、ビル用建材に要求される、高層階にも取り付けることができる。




 

◇子供の安全に配慮 幼稚園など施設内部間仕切〈東工シャッター〉

東工シャッター(福井県江市、佐々木知也社長、0778・62・2231=建材グループ)は幼稚園や保育園などの施設向け内部間仕切り「ほっとスルー」を販売している。指詰めなど子供のけがを防ぐ要望が高まっており、けがを未然に防止する商品を開発した。指を挟んでも大丈夫なように、戸当たり枠と引き手かまちの両方にゴムを取り付けた。引き手かまちとパネルの間には十分なすき間を設け、指を詰める心配がない。




 

◇複層ガラス生産開始 横型テーブル式新システムで〈渡辺硝子加工〉

渡辺硝子加工(東京都足立区、渡辺作次社長、03・3853・1035)はこのほど、横型テーブル式の複層ガラス製造システムを稼働した。同機は量産タイプの大型機械ではなく、特殊なスペーサーを使用し、あらゆるサイズの複層ガラスをスピーディーに製造できる。発売元はグラステクノコーポレーション(東京都中央区、03・5643・7388)。アルミスペーサーを使用せず、スペーサーに新しい素材を使い、横型でテーブルとローラープレスを組み合わせた。スペーサーは熱伝導率の低いゴム系EPDMと高性能乾燥剤を一体化した「スーパースペーサー」(米エジテック社製)。





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