ample1S2456 三芝硝材(富山県高岡市、西英夫社長)はガラス表面へのデジタルセラミック印刷、印刷したPETフィルムを挟んだ合わせガラスなど、意匠性が高いガラスの販売に力を入れる。デジタルセラミック印刷は今夏、バージョンアップした新機種を導入する予定で、対応サイズが拡大。解像度が高くなり、これまで難しかった色もより鮮明に発色できるようになる。PETフィルム印刷、曲げ、ノンスリップ加工などとの複合加工も可能で、ンを提案する。さまざまなデザインを提案する。ジャパンと共同開発しパンと共同開発しスリーエムジャパンと共同開発しム入り合わせガラスム入り合わせガラスた印刷フィルム入り合わせガラスインがあり、拡販にがあり、拡販にも豊富なデザインがあり、拡販に力を入れる。ック印刷は現在、 デジタルセラミック印刷は現在、3700㎜最大寸法2800×3700㎜に対応しているが、新機種は約3×8mに拡大。これまで難しかった赤や金も鮮明に印刷できる。 ガラス表面にセラミックインクを印刷するデジタルセラミック印刷は、熱処理を施すことでインクをガラスに焼成密着させ、高い耐久性がある。黒インクの上に白インクを打ち、表と裏で違ったデザインにすることや、和紙調の印刷、陰影をつけて凹凸感を出すといった、スクリーン印刷ではできない表現が可能。同社はスクリーン印刷の設備もあり、印刷する柄や枚数に応じて使い分け、提案している。 印刷フィルム入り合わせガラス「サン・ノーヴァ」は、豊富なデザ33導入予定の新型デジタルセラミック印刷機の印刷サンプル。赤(❶)や金(❷)、大理石の模様(❸)を鮮明に印刷でき、フィルム印刷、曲げなどとの複合加工も可能(❹)。黒インクの上に白インクを打つことで表と裏で異なるデザインにできる(❺❻)インがあるスリーエムジャパンのガラスフィルム「ファサラ」を使用した。「ファサラ」を挟んだ合わせガラスを販売しているのは同社だけ。 耐候性試験や、各種接着性能試験を実施しており、安心して使える。「ファサラ」の新柄についても順次性能試験をしている。同社で現在6種在庫しており、1枚から受注生産が可能。在庫していない柄についても、数量によって対応できる。 同社は昨年、高岡西工場に化学強化炉を導入。映像のひずみがない、自然破損がないといった、物理強化ガラスではできない化学強化ガラスの特長をアピールする。化学強化ガラスは産業用途で使われることが大半だったが、同社は建築用に提案して採用物件を増やしており、需要の拡大を目指す。64企業・製品紹介三芝硝材今夏にデジタル印刷機新機種導入サイズ拡大、解像度高くより鮮明に建築用に化学強化採用増
元のページ ../index.html#64