店装・内装ガラスの展望樹脂合わせ技術を生かし、さまざまなオリジナル商品を開発している。天然石とガラスを樹脂で接着した「カジュアルストーン」は、天然石の風合いとガラスの質感を組み合わせ、高級感を演出する。マンション、ホテルのエントランスなどでLED照明を当てて光り壁として使い、昼と夜で違う雰囲気を楽しむこともできる。天然石を1・2〜1・8㍉厚のシート状に薄く加工し、5〜12㍉厚のガラスと貼り合わせる。表面がガラスのため汚れても掃除が容易でで、、石石ののの風化も防ぐ。デザインは55種種。。。折り柄を付けたPETTフフィィィルムとガラスを樹脂で接接着着し、複層化した「輝羅(きらら)ガラス」(開発中)は、凹凸のある折り柄で立体感を出し、空間を演出できる。樹脂に顔料を混ぜて多彩な色を表現で気泡を発生させ、意匠性を高めた。「輝流(きりゅう)ガラス」(開発中)はパールの粉末を樹脂に混ぜたデザインガラス。三芝硝材(富山県高岡市、西英夫社長)は今夏、デジタルセラミック印刷機の新機種を導入する予定。現在の最大寸法は2700×3800㍉だが、新機種は約3×8㍍に拡大。解像度が高くなり、これまで難しかった赤や金も鮮明に印刷できる。PETフィルム印刷、曲げ、ノンスリップ加工などとの複合加工も可能で、さまざまなデザインを提案する。ガラス表面にセラミックインクを印刷するデジタルセラミック印刷は、熱処理を施すことでインクをガラスに焼成密着させ、高い耐久性がある。黒インクの上に白インクを打ち、表と裏で違ったデザインにすることや、和紙調の印刷、陰影をつけて凹凸感を出すといった、スクリーン印刷ではできない表現ができる。九鏡(福岡県志免町、藤村順二社長)は福岡トヨペット志免店とタイアップし、フランス・サンゴバン社製高透過鏡を使って、フランス・ベルサイユ宮殿の「鏡の間」をイメージした納車スペースを製作した。女性客が「おしゃれをしてまた来店したい」と話すなど好評。同店舗を見た一般消費者から引き合いがあり、個人宅のガレージにも施工した。同社は庭園の景色や夜景を売りにしているレストランに、高透過鏡を壁面に施工することで、窓側以外のテーブルでも同じ景色を楽しむことができると提案する。左から新光硝子工業の「輝羅ガラス」「輝泡ガラス」「輝流「輝流輝流ガラス」18発発発中中中)))ははは合合合わわせせ部分の樹脂に「「「輝輝輝泡泡泡((ききほほう)ガラス」(開組組組みみみ合合合わわせせらられる。ががが可可可能能能。。色色と折り柄は自由にきき、、折折りり柄柄はさまざまな形状新光硝子工業の「カジュアルストーン」施工事例=「クレヴィスタ多摩川」新型デジタルセ三芝硝材が導入予定の新型デジタルセラミック印刷機の印刷サンプル。解像度が高くなり、表ること裏で異なるデザインにすることもできる九鏡は高透過鏡を店舗壁面に提案する
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