2017 7/23・30
 

「エクシーブ」を改良し世界最高水準の光透過性能を実現した


◇最高水準の光透過性 導光板用ガラス大量生産へ〈AGC旭硝子〉

AGC旭硝子(島村琢哉社長)は2015年に発売したテレビ向け導光板用ガラス「XCV(エクシーブ)」を改良し、世界最高水準の光透過性能を実現した。併せて、大面積ガラスの効率的生産に適したフロート法による大量生産を今年8月から開始する。液晶パネルメーカー最大手の韓国・LGディスプレーなどへの供給を通じて、大画面テレビのスタイリッシュ化に貢献していく。同社は、導光板用ガラスの世界ナンバーワンメーカー。




 

◇松本全国卸会長、経産省に陳情 断熱リノベ期間延長を〈全国板硝子卸商業組合連合会〉

全国板硝子卸商業組合連合会の松本巖会長は7月13日、東京都千代田区の経済産業省製造産業局生活製品課住宅産業室を訪問。「高性能建材による住宅の断熱リフォーム支援事業(断熱リノベ)」の戸建て住宅・集合住宅(個別)の1次公募の申請が昨年度の10分の1ほどに激減したことを受け、2次公募の申請期間を予算の範囲内で年内ぎりぎりまで延長するよう要望した。経済産業省の担当者は即答しなかったものの、2次公募の結果次第で再考することに含みを持たせたことから、「2次公募の延長、さらには来年度以降の事業継続のためにも、ガラス・サッシ販売店にはしっかり活用してもらいたい」と協力を呼び掛けた。








 

吉楽博専務(左端)がHAMAYAグループ幹部を紹介


◇HAMAYA創業100周年 節目に売り上げ100億円達成〈HAMAYA〉

創業100周年を節目として、6月1日に現社名に変更したHAMAYA(東京都新宿区、小池恒平社長)は7月1日、東京都新宿区の京王プラザホテルに得意先、取引先、関係業者、同社社員OBら300人を招いて、創業100周年記念式典を開催した。来賓として瀬戸欣哉LIXILグループ社長、島村琢哉AGC旭硝子社長、堀秀充YKK AP社長の他、取引企業幹部、地元の吉住健一新宿区長ら多数が出席、同社100周年を祝った。同社は100周年に売り上げ100億円の目標を立てて達成した。








 

左から庄治美次常務、山下清胤社長、吉田安徳経理部長


◇建材事業は減収減益 非木造の回復が低調〈三協立山〉

三協立山(山下清胤社長)は7月12日、2017年5月期の連結決算を発表。売上高は3208億1700万円、2016年同期比3.4%減。営業利益は67億1300万円、同7.4%増、経常利益は68億4200万円、同26.8%増、親会社株主に帰属する最終純利益は21億2200万円の減収増益となった。非木造建築の着工の回復が低調なことなどを受け、建材事業は減収減益となった。






 

◇ナブコグループ 全国で販売推進運動〈ナブコグループ〉

ナブコグループは7月から3カ月間、ナブコシステム、ナブコドア、オリエント産業の3販社による都道府県対抗の全国販売推進運動を実施する。38回目。今年3月に「歩行者用自動ドアセット」のJIS安全規格が制定されたことを受け、JIS安全規格を理解して必要性を認識してもらうため、今回から販推進のメーカー賞の一つとして、JIS安全規格の周知活動を追加した。目標達成に向けた「総力結集大会」を、東日本地区販売会社のナブコシステム(東京都港区)は6月13日に東海甲信越地区、同16日に東北地区、同20日に関東地区、同23日に北海道地区、同27日に東京地区で開催。西日本地区販売会社のナブコドア(大阪市西区)は同26日に開催。九州地区販売会社のオリエント産業(福岡市中央区)は7月3日に開催した。






 

「パネルタイプ」施工例


◇簡単施工、現場で調整 ガラスと同等の透明度〈帝人フロンティア〉

帝人フロンティア(大阪市北区、日光信二社長)はこのほど、不燃シート製防煙垂れ壁ユニット「かるかべ」を開発。ガラス施工・販売業者や内装施工業者に向けて販売していく。施工が簡単で、シートの緩みやサイズ縮小時の調整が現場で可能。ガラスに匹敵する業界トップクラスの透明度で、繊維・樹脂メーカーとして素材開発力を持つ強みを生かす。ガラス製の約10分の1の軽さで、フレーム部材が落下しにくい構造を採用し安全性が高い。







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