2017 2/26
 

リフォーム窓「リプラス」を発表する関塚英樹LIXILハウジングテクノロジーウィンドウシステム事業本部長(左)と木村弘一同事業本部サッシ事業部長


◇新カバー工法を開発 1窓60分 ハイブリッド窓に〈LIXIL〉

LIXIL(東京都千代田区、瀬戸欣哉社長)は3月1日、「リフレム」シリーズの木造戸建て住宅用窓リフォーム商品「リプラス」を発売する。新構造のリフォーム専用枠と高性能ハイブリッド窓を採用。既存のサッシ枠はそのままに、デザイン性、採光性、眺望性を損ねることなく断熱性を向上。専用部材の採用で、1窓最短約60分と従来のカバー工法の2分の1の時間で施工が完了する。立ち上がり寸法は業界最小の24o。現場調査、価格提示、工事などリフォームの各プロセスを簡素化する。






 

◇伊フロートライン再稼動 建築用VA製品生産へ〈日本板硝子〉

日本板硝子(森重樹社長)は2月13日、イタリア・ベネチアの子会社で休止中の建築用フロートガラス製造ライン1基を今年10月以降に再稼働することを決定した。再稼働に伴い設備を改造し、VA(高付加価値)製品を生産できるようになる。欧州のフロートラインが今後数年間に順次定期修繕の予定で、同フロートラインを再稼働させることで欧州全体の堅調な需要に確実に対応するとともに、一層のVA比率(売り上げに占める高付加価値製品売り上げの割合)向上を推進する。








 

表彰を受けるLIXIL(上)とYKK AP


◇外皮性能を大幅向上 LIXILとYKK AP〈一般財団法人省エネルギーセンター〉

一般財団法人省エネルギーセンターは2月15日、東京・有明の東京ビッグサイトで2016年度「省エネ大賞」の表彰式を開催。製品・ビジネスモデル部門で、YKK AP(東京都千代田区、堀秀充社長)は窓リフォーム商品「かんたんマドリモ」で資源エネルギー庁長官賞、LIXIL(東京都千代田区、瀬戸欣哉社長)は充填(じゅうてん)付加断熱工法「スーパーウォールデュアル」を用いた住宅づくりサポートシステムで省エネルギーセンター会長賞を受賞した。ともに住宅の外皮性能を大幅に向上させることができる。










 

寄贈式(中央が岡崎誠也高知市長、左隣が新井太吉AGC旭硝子日本事業部長、右隣が香川亮香川硝子卸店社長)


◇防災安全ガラスを寄贈 高知市中学校体育館に365枚〈AGC旭硝子〉

AGC旭硝子(島村琢哉社長)は、全国指定避難場所の安全対策の普及を目的とした「ガラスパワーキャンペーン」の36カ所目の寄贈先として、高知市へ防災安全ガラスを寄贈した。同社は2004年に発生した新潟県中越地震での教訓を背景に、2005年10月から同キャンペーンを実施している。昨年12月に高知市の指定避難場所である高知市立横浜中学校体育館の窓ガラス365枚を防災安全ガラスに交換し、南海トラフ地震など自然災害発生時の安全性が高まった。2月16日、高知市役所で岡崎誠也市長を交えて寄贈式を開いた。








 

本社工場外観


◇Vカット専用機導入 加工体制さらに充実〈名神硝子加工〉

名神硝子加工(大阪府豊中市、岡野勇社長、06・6868・9471)はこのほど、本社工場にVカット専用機を導入。Vカット加工はこれまで数値制御(NC)の複合機を使っていたが、加工体制がさらに充実した。同社は2015年5月から現本社工場の稼働を開始。大板・厚板加工や幅広い特殊加工、短納期の要望に対応する加工体制を充実させた。工場の天井はコンテナが入る高さがあり、レイアウトを新しくしてクレーンの台数を増やすなど、作業効率が大幅に向上。6m超の大板を在庫、切断する伊丹工場(兵庫県伊丹市)からの移動時間が短くなった。







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