2017 2/5・12
 

◇エコと防災安全を柱に 周知活動さらに強化〈板硝子協会〉

板硝子協会(皿澤修一会長)は1月20日、東京都千代田区の如水会館で各委員会委員長が2016年度の主な活動を報告、2017年度のテーマと課題を発表した。その中で板ガラス流通業界と関係が深い建築委員会(武田雅宏委員長)の発表内容を紹介する。本年度の活動方針は、省エネと健康・環境に効果をもたらす「高性能エコガラス」と自然災害に強い建物づくりのための「防災安全ガラス」の普及に努めるとともに、ガラスの特性や使い方の正しい知識を一般消費者に伝えることで、ガラスへの認識を高める。






 

透明な窓ガラスをライトグレーからダークグレーまで自在に変化させる


◇米調光ガラス社に出資 18年発売に向け共同開発〈AGC旭硝子〉

AGC旭硝子(島村琢哉社長)は1月31日、米国カリフォルニア州のスマート調光ガラス開発会社、キネストラルテクノロジーズ社に出資すると発表した。キネストラルテクノロジーズ社が発行する、総額6500万j(約73億円)の新規発行株式の一部を引き受け、取締役1人を派遣する。2018年発売に向け、次世代スマート調光ガラス「ヘイリオ(Halio)」の共同開発を加速させる。








 

◇16年は前年比6.4%増 持ち家増加3年ぶり〈国土交通省〉

国土交通省は1月31日、2016年の新設住宅着工戸数を発表。持ち家、貸家、分譲住宅のいずれも前年比増加し、全体で増加となった。新設住宅着工戸数は96万7237戸で、前年比6.4%増。2年連続の増加だった。持ち家は3年ぶりに増加した。持ち家は29万2287戸、前年比3.1%増と3年ぶりの増加となった。貸家は41万8543戸、同10.5%増。5年連続で増加した。分譲住宅は25万532戸、同3.9%増。2年連続の増加だった。










 

WF工業会でJIS改正委員を務めた阿部彰氏


◇低放射と外貼りを追加 JIS製品認証が可能に〈日本ウインドウ・フィルム工業会〉

日本ウインドウ・フィルム工業会(WF工業会、甘田利明理事長)が検討を進めていた、建築窓ガラス用フィルムのJIS規格が昨年12月20日に改正された。大きな変更点としては、「低放射(断熱)」と「外貼り」が追加されたこと、今回からJIS登録認証機関の認証を取得することで、製品カタログ、ラベルなどに「JISマーク」を記載できるようになったことが挙げられる。フィルムの信頼性を向上させることができ、公共建築物への採用や補助金への対応が増えると期待されている。WF工業会でJIS改正委員を務めた阿部彰リンテック産業工材事業部門ウインドーフィルム営業部係長に話を聞いた。






 

◇対象商品を大幅拡大 小規模リフォームサービス〈LIXIL〉

LIXIL(東京都千代田区、瀬戸欣哉社長)は2月から、リフォームサービス「リクシルPATTOリフォーム」の対象商品を大幅に拡充。11商品で展開する。「リクシルPATTOリフォーム」は昨年10月にスタート。客の困り事を「簡単・早い・明朗」で解決し、新しいリフォーム需要を創造する。当初玄関ドア「リシェント」、内窓「インプラス」の2商品で展開していたが、多くのニーズに応えるため、リフォームで人気が高いトイレ、キッチンなど水回りの商品を中心に拡充した。








 

オフィス向け間仕切り「プレウォールフィット」


◇柱が見えず高意匠 オフィス向け可動間仕切り ユニット組み合せ〈文化シヤッター〉

文化シヤッター(東京都文京区、潮崎敏彦社長)は2月1日、オフィス向けパネル式可動間仕切り「プレウォールフィット」を発売した。柱が見えないすっきりとした納まりで意匠性が高い。さまざまな要望に合わせてユニットを自在に組み合わせることができ、こだわりのオフィス空間を実現する。芯材にペーパーコアを用いた両面一体型のパネル構造。パネルはスチール製で、フラッシュパネル、窓パネル、オープンパネルの3種がある。







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