2017 1/29
 

合同委員会の委員会報告


◇「防災安全ガラス」普及へ 成長発展の環境整う〈板硝子協会〉

板硝子協会(皿澤修一会長)は1月20日、東京都千代田区の如水会館で、来賓に茂木正経済産業省製造産業局素材産業課課長を招き合同委員会を開催。皿澤会長のあいさつの後、各委員会委員長が2016年度の活動状況と課題、2017年度のテーマと方針を発表した。皿澤会長はあいさつの中で「開口部の断熱化と健康の関係は今後ますます注目されるものと期待している」と述べるとともに、自然災害の避難場所などへの「防災安全ガラス」の普及活動をスタートさせた。






 

新年賀詞交歓会の様子


◇今年後半から多忙に もっと頭使って営業を〈関東板硝子工事協同組合〉

関東板硝子工事協同組合(遠藤浩吉理事長)は1月17日、東京都墨田区の第一ホテル両国で新年賀詞交歓会を開いた。組合員、賛助会員、清硝会員、来賓ら100人が出席。遠藤理事長はあいさつの中で「今年後半から来年にかけて間違いなく忙しくなる。戦略を持って攻めることが大事になる。もっと頭を使って営業しろということだ。それには生産、物流、工事のすみ分けをきちんとして、それぞれがオーバーランしないよう心掛けていただきたい」と語った。






 

シックで高級感ある色調で印象深い空間をデザインする


◇軽量カラーガラス 安全性優れ住宅向けにも〈AGC旭硝子〉

AGC旭硝子(島村琢哉社長)は1月19日、大幅な軽量化と飛散防止・衝撃吸収効果を持つ内装用カラーガラス「ラコベルプリュム」(16色)の販売を開始した。店舗・オフィスだけでなく一般住宅やマンションでの使用も視野に入れた販売展開を進める。欧州調の色彩が特徴の内装用カラーガラス「ラコベル」に、軽量版の「ラコベルプリュム」を加えた。シックで高級感がある「ラコベル」の質感を残しながら、重量を60%カット。ガラスの厚みを薄くするとともに樹脂を複合することで軽さを実現した。








 

◇窓改修市場形成へ 短時間施工で快適性供給〈日本サッシ協会、カーテンウォール・防火開口部協会〉

日本サッシ協会(白井春雄理事長)とカーテンウォール・防火開口部協会(白井春雄会長)は1月20日、東京都港区の明治記念館で新年賀詞交歓会を開催。来賓に由木文彦国土交通省住宅局長、土田浩史経済産業省製造産業局大臣官房審議官らを招いた。白井理事長・会長はあいさつの中で「われわれの業界は、お客さんになるべく負担を掛けず、短時間の施工で窓を断熱化して快適性を供給できる、カバー工法や内窓などの商材を持っている」と述べ、業界発展のためにも、窓リフォーム市場形成に注力する姿勢を示した。








 

既存窓枠に新しい窓を設置するだけの「かんたんマドリモ」


◇省エネ大賞受賞〈LIXIL、YKK AP〉

一般財団法人省エネルギーセンター主催の2016年度「省エネ大賞」が発表された。LIXIL(東京都千代田区、瀬戸欣哉社長)は充填(じゅうてん)付加断熱工法「スーパーウォールデュアル」を用いた住宅づくりサポートシステムが省エネルギーセンター会長賞を受賞。YKK AP(東京都千代田区、堀秀充社長)は、窓リフォーム商品「かんたんマドリモ」が製品・ビジネスモデル部門で資源エネルギー庁長官賞を受賞した。省エネ大賞は、省エネルギー意識の浸透、省エネルギー製品の普及促進などに寄与することを目的に、国内の優れた省エネ活動事例や技術開発などによる先進型省エネ製品を表彰する。








 

「フロントヘルパー」


◇仮置きし安全に作業 1人でガラス取り付け〈日硝ゴム〉

日硝ゴム(大阪市浪速区、前田雅紀社長)は1人でフロントガラスの取り付け作業ができる工具「フロントヘルパー」を2月1日から発売する。フロントガラスは下側にガラスを保持する部分がないが、同商品を使えば仮置きして作業できる。使い方が簡単で安全性が高く、安価で導入可能。これまで2人でしていた作業を1人でできるので人件費を削減でき、生産性を高められる。「フロントヘルパー」の使用方法はカウルパネルを外して付属のゴムパッキンをボンネットの端にかぶせ、養生。取り換え用フロントガラスに吸盤を取り付け、マスキングテープでマーキングして固定位置を決める。







ページの先頭に戻る 過去の記事へ