2016 9/4
設樂正義セントラル硝子販売社長
◇変化に合わせ営業対応 生産効率化と物流改革も〈セントラル硝子販売〉
セントラル硝子(皿澤修一社長)は今年4月、連結子会社のセントラル硝子販売(千葉県浦安市)の加工ガラス製造と切断加工事業をセントラル硝子プラントサービス(三重県松阪市)に集約した。それぞれの経営責任を明確にした経営の効率化と顧客サービスの向上を図ることが目的。セントラル硝子の執行役員硝子販売部長を兼務する、設樂正義セントラル硝子販売社長にセントラル硝子販売の設立経緯と現況、製販分離による効果や今後の展開などを聞いた。
◇新設したCDOに 金澤祐悟氏が就任〈LIXILグループ〉
LIXILグループ(東京都千代田区、瀬戸欣哉社長)は新しい役職「チーフデジタルオフィサー(CDO)」を設置し、8月17日付で金澤祐悟氏を専務役員CDOに迎えた。金澤氏はLIXILの専務役員CDOにも就任し、社長戦略室長を兼務する。金澤氏は米国の間接資材販売大手、W・W・グレンジャー社のオンラインビジネスを統括するバイスプレジデントを務め、事業開発、企業戦略、デジタルテクノロジー、コンテンツ開発、マーケティングの分野での15年以上の経験と、幅広い知見を持つ。東京、シカゴ、ロンドンで勤務経験がある。工場用間接資材を扱うMonotaROの創業メンバーの一人。
◇出荷3ヵ月ぶりに増加 合わせ建築用5ヵ月連続減〈板硝子協会〉
板硝子協会(皿澤修一会長)は9月1日、2016年6月の板ガラス生産・出荷動向を発表。板ガラスの生産は3カ月連続で前年同月より減少、出荷は3カ月ぶりに増加した。複層ガラスは生産が4カ月連続、出荷は3カ月連続の減少。合わせガラスの生産は2カ月連続で減少、出荷は2カ月連続で増加。出荷のうち建築用は5カ月連続の減少だった。強化ガラスの生産は5カ月連続で減少、出荷は2カ月ぶりに減少した。板ガラスの生産は194万3000換算箱、前年同月比4.1%減。出荷は196万9000換算箱、同0.3%増だった。
サッシの上側と下側に照明ユニットを配置店舗内にリズム感がある光の演出を加えるライン照明ユニット
◇自由に照明演出 LED建材 開口部と照明融合〈不二サッシ〉
不二サッシ(川崎市幸区、土屋英久社長)は10月1日、開口部と照明が融合し、新しいファサードやエントランスをつくるLED建材シリーズ「アルビームシステム」に、「アルビームエルドロウ」を追加する。同社のショップフロント製品やカーテンウオールの室内側に照明ユニット、リフレクター部材をシステム化した。自由な組み合わせで使用でき、用途に合わせた照明演出ができる。ショップフロントシリーズ「Fフロント」やカーテンウオールの室内側に、ライトアップ照明ユニット、スポット照明ユニット、ライン照明ユニットなどさまざまな照明演出を可能にする照明ユニットと、光を美しく反射させて美しい間接光を生むリフレクター部材をシステム化した。
広い開口部向けの両開きスチールタイプ奄ウびにくい片開きステンレスタイプ
◇両開きとステン製追加 広い開口部・塩害対策に〈文化シヤッター〉
文化シヤッター(東京都文京区、潮崎敏彦社長)は9月1日、ビルや店舗の通用口向け止水ドア「アクアード」に、両開きスチールタイプと片開きステンレスタイプを追加した。両開きスチールタイプは、機械室の出入り口など広い開口部に対応。片開きステンレスタイプはさびにくいので、湾岸施設の塩害対策に適する。いずれも浸水高さ3mの水圧荷重に耐える浸水防止用設備。片開きタイプだけだったスチールタイプに、機械室やサーバー室の出入り口など広い開口部に対応する両開きタイプを追加した。片開きステンレスタイプは湾岸施設の塩害対策向けで、さびにくく意匠性が高い。