2016　6/5

　

全国リグラス総合部門１位の近江朋秀あけぼの通商社長（中央）

 ◇あけぼの通商10連覇　ガラスは感動与える商品〈AGCグラスプロダクツ〉

 AGCグラスプロダクツ（新井太吉社長）は5月26日、東京都中央区のAGCstudioで、全国のリグラス店を集めて「いいまどショップリグラス」の2016年度プラチナステータス認定式とリグラスカップ2015の表彰式を開催。あけぼの通商が10年連続で全国リグラス総合部門1位を獲得した。あけぼの通商の長野県での売り上げは常に右肩上がりを続けており、近江朋秀あけぼの通商社長は「当社は常に新しいことを提案して、新しい地域を開拓している。異業種とのタイアップも進めている。われわれにとっては当たり前でも、初めて見る人にとっては『ガラスってこんなにすごいの』と感動してもらえる商品だ」と語る。

　

「プレセア」縦滑り出し窓断面

 ◇ビル用ハイブリッド窓　商品名「プレセア」高断熱と意匠〈LIXIL〉

 LIXIL（瀬戸欣哉社長）は高い断熱性と美しいデザインを両立した、アルミと樹脂のビル用高断熱ハイブリッド窓「プレセア」を発売する。断熱性は業界初のH-6（熱貫流率1.90W/�u・K）を実現。北海道・東北地区は8月1日から、他は10月1日から販売を開始する。枠見込みは100�o。「プレセア」は中高層ビル建築に求められる耐風圧性、水密性、遮音性をクリアした上で、高断熱化を図るため、耐候性・強度に優れるアルミと、断熱性・防露性に優れる樹脂（多層ホロー樹脂型材）を組み合わせた枠見込み100�oのビル用高断熱ハイブリッド窓。

　

284人が宮吉硝子の創立90周年を祝った

 ◇宮吉硝子 90周年を祝う　記念式典に280人超が出席〈宮吉硝子〉

 宮吉硝子（名古屋市昭和区、立木彰一社長）は今年8月15日に創立90周年を迎える。5月28日、三重県桑名市のホテル花水木で、社員とその家族、関連会社社員、立木家、取引会社などの来賓を合わせて284人が出席して記念式典を開き、90周年を祝った。同日昼と翌日は、ゴルフやナガシマスパーランドでそれぞれ自由に楽しんだ。式典で立木社長は「社是である『価値の創造』に背くことなく、他社がやっていない独自性の高い新しい事業をつくり続けることに社員は自信を持っている」と語り、さらなる発展への意欲を示した。

　

TY熊本コラボレーションショールーム

 ◇熊本にコラボSR開設　地域とも連携し復興支援〈TY2社〉

 TOTO（北九州市小倉北区、喜多村円社長）、YKK AP（東京都千代田区、堀秀充社長）のTY2社は5月28日、熊本市中央区に「TY熊本コラボレーションショールーム」を開設した。4月16日開設予定を、熊本地震発生のため延期していた。2社に大建工業（DAIKEN、大阪市北区、億田正則社長）を加えたTDY3社はリモデル事業で提携しており、3社または2社でコラボレーションショールームを展開している。「TY熊本コラボレーションショールーム」は、TOTOの水回り商品、YKK APの窓や玄関ドアを見て、触って、体感できる。

　

 ◇営業利益9％増　シャッターと建材増収増益〈文化シヤッター〉

 文化シヤッター（東京都文京区）は5月26日、潮崎敏彦社長が2016年3月期の連結決算を説明した。売上高は1431億8000万円、2015年同期比11.3％増。営業利益は100億8700万円、同9.0％増、経常利益は105億2400万円、同4.8％増、親会社株主に帰属する最終純利益は63億4900万円、同2.2％減だった。10カ年の長期経営計画の最終年度として基本方針「企業革新の実現」の下、グループ各部門で革新的な取り組みを推し進めた。シャッター関連製品と建材関連製品は増収増益となった。シャッター関連製品事業の売上高は507億8800万円、同5.7％増、営業利益は75億4200万円、同11.7％増。大型商業施設向けの重量シャッターなどが好調だった。

　

��リビングへの施工例�宴Vングルハニカム生地を採用

 ◇価格抑え 操作楽に　シングルハニカム生地で〈セイキ総業〉

 セイキグループのセイキ総業（埼玉県所沢市）は6月1日、高断熱・省エネスクリーン「ハニカム・サーモスクリーンライト」を発売した。同グループのセイキ販売が販売している「ハニカム・サーモスクリーン」は、二重のハチの巣構造「ダブルハニカム」生地を採用し断熱性能の高さを追求しているが、「ハニカム・サーモスクリーンライト」は「シングルハニカム」生地を使用することで、軽快な操作感とリーズナブルな価格を実現した。窓辺の断熱を身近なものにする商品。ハニカム生地の空洞部に空気を取り込んで空気の壁を作り、窓からの熱の出入りを効果的に抑える。