2015 4/26・5/3
 

◇エクステリア品値上げ 9月1日から平均6%〈三協立山・三協アルミ社〉

三協立山(富山県高岡市、山下清胤社長)・三協アルミ社(蒲原彰三社長)は4月15日、エクステリア製品全般の価格を改定すると発表した。製品によってアップ率が異なり、平均約6%引き上げる。2015年9月1日受注分から実施する。 同社は、昨今の原材料、諸資材価格の高騰や物流費の上昇、為替変動によって、生産コストに大きな影響を及ぼしているという。そのためコストダウン、合理化などコスト低減に努めてきたものの、自助努力では吸収は困難な状況のため製品価格の改定を決めた。対象製品は、ガーデンエクステリア、ウオールエクステリア、パブリックエクステリア、ホーム建材エクステリア、汎用部材のエクステリア製品全般。




 

◇第17回板ガラスフォーラム 6月12日東京で開催 テーマは「豊かな創造、限りない前進」〈板ガラス業界8団体共催〉

「第17回板ガラスフォーラム」が6月12日、東京都港区の品川プリンスホテルで開催される。テーマは「豊かな創造、限りない前進」。全国板硝子商工協同組合連合会、全国板硝子工事協同組合連合会、全国板硝子卸商業組合連合会、全日本鏡連合会、全国安全硝子工業会、全国複層硝子工業会、機能ガラス普及推進協議会、板硝子協会の板ガラス業界8団体の共催。東北地区のガラス業界の取り組み、ドイツの窓の省エネ事情についてのセミナー、大和総研チーフエコノミストの熊谷亮丸氏の記念講演がある。熊谷氏の記念講演のテーマは「日本経済と世界経済の行方」。講演後、合同懇親パーティーを開く。




 

◇集合住宅全てを審査 2次公募5月8日開始〈一般社団法人環境共創イニシアチブ〉

一般社団法人環境共創イニシアチブ(SII)は4月22日、2014年度「既築住宅・建築物における高性能建材導入促進事業(補正予算に係るもの)」の2次公募について、集合住宅向けの受け付け・審査方法を変更すると発表した。到着順とはせず、申請期間内に到着した申請分は、要件の不適合、書類の不備などがない限り全て受け付け、審査委員会で審査・選考し、上位のものから順に採択する。1次公募では、3月31日から申請受け付けが始まったにもかかわらず、同日到着分で公募が終了となっていた。2次公募の申請期間は5月8日〜6月1日午後5時必着。戸建て住宅向けは、補助事業申請の合計額が事業規模に達した場合、事業規模に達した日の前日で公募を終了する。






 

800人が集まった会場高断熱窓「エルスターX」「サーモスX」、高断熱玄関ドア「グランデル」の実物を展示して説明


◇高性能窓の暮らし提案 トータルソリューション企業に〈LIXIL〉

LIXIL(東京都千代田区、藤森義明社長)は、3月10日から全国13会場で「グッドリビングフォーラム2015」を開催中。工務店・ビルダーといった建材・設備代理店、販売店などを対象に、トータルソリューション企業として同社の高性能窓、同社が考える「いい住まい・いい暮らし」を提案する。東京会場は4月8日、東京都新宿区のベルサール新宿グランドで800人を集めて開催した。高性能樹脂窓「エルスターX」(1月発売)、高性能ハイブリッド窓「サーモスX」(3月発売)の実物を展示して説明。高性能窓の販売とサービスを通じた提案と取り組みを紹介した。岩前篤近畿大学建築学部学部長を講師に特別講演会「健康から考える省エネ住宅」も開催した。






 

上からLIXIL、YKK AP、三協アルミの小間


◇エクステリア総合展 EXE2015 需要喚起し市場拡大へ

国内最大級のエクステリア総合展示会、第10回エクステリア・エキシビション(EXE)2015が4月10日から2日間、東京・有明の東京ビッグサイトで開催され、過去最大規模の69企業・団体が出展。LIXIL(東京都千代田区、藤森義明社長)、YKK AP(東京都千代田区、堀秀充社長)、三協立山(富山県高岡市、山下清胤社長)・三協アルミ社(蒲原彰三社長)の3社も出展し、需要を呼び起こすことでエクステリア市場を拡大する、創造性あふれる提案をした。同展示会のテーマは「最高のぜいたくは、わが家の庭です」。エクステリアを工夫するだけで、庭が持っているさまざまなポテンシャルを最大限に引き出すことができ、毎日の豊かな暮らしから得られる喜びや癒やしが、人生の最高のぜいたくとなる。エクステリアと庭の価値と認知度を高めることで、最高の庭空間の創造をサポートする。










 

「レキサンマーガード」シートの採用事例「レキサンエクセルD」シートの採用事例(オランダ・ロッテルダム駅入り口の屋根)


◇特約店募り拡販へ ポリカシート「レキサン」〈SABICジャパン〉

サウジアラビア・SABICグループ日本法人のSABICイノベーティブプラスチックスジャパンは昨年5月、サビック・ジャパンと合併し「SABICジャパン」(東京都千代田区、丸山剛社長)に社名を変更した。このほど、高付加価値ポリカーボネートシート「LEXAN(レキサン)」を拡販するため、特約店の募集を開始した。「レキサン」シートはオリンピックが開催された競技場の屋根、ワールドカップの競技場の壁など世界中で採用されており、日本では約30年の実績がある。希望するサイズでの出荷、曲げ加工にも対応する。「レキサン」シートは大きくソリッドシート、多層シートの2種に分けられる。





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