2015 1/18
 

ショールーム全体図


◇新宿に「首都圏ショウルーム」 2月6日一般公開 暮らしの幸せ 提案〈三協立山・三協アルミ社〉

三協立山(山下清胤社長)・三協アルミ社(蒲原彰三社長)は、東京都新宿区に「首都圏ショウルーム」(東京都新宿区西新宿3ノ6ノ11、西新宿KSビル9階)を開設、1月9日に報道向け内覧会を開いた。2月6日から一般公開する。「窓とドアから見つけよう!暮らし×幸せ×学びパーク」をキャッチコピーに、暮らしの幸せを提案。暮らしの快適さと豊かさを「窓」と「ドア」を通じて考えるきっかけにしてもらおうと造った。一般施主の他、工務店・ビルダーや代理店、販売店が施主と共に来場し、検討する商品を現物確認する場、客との打ち合わせの場として活用することが目的。展示面積は600平方b。暮らしの幸せを見つめる七つの視点から構成した「学びゾーン」、窓選びのポイントを学べる「塾ゾーン」などを通じ、楽しみながら暮らしの中での窓とドアの大切な役割を理解できる「暮らしの中の幸せポイント」を提案する。




 

◇米建築加工ガラス事業売却 費用45億円計上〈AGC旭硝子〉

AGC旭硝子は昨年12月30日、米国での建築加工ガラス事業の売却を発表した。同29日(現地時間)、連結子会社の米AGCフラットガラス・ノースアメリカ社(ジョージア州アルファレッタ)の商業ビル向け建築加工ガラス事業について、米トゥルーライトガラス社(フロリダ州ディアフィールド・ビーチ)と譲渡契約を締結し譲渡が完了した。売却に伴い約45億円の事業構造改善費用を見込んでおり、2014年10〜12月期に同費用を計上する。同社は北米建築用ガラス事業について、構造改革施策の実施などで収益改善に取り組んできたが、損失が長期間続いていた。そのため、米国での商業ビル向け建築加工ガラス事業の売却を決めた。




 

◇中国にFPD用加工社 日本電気硝子、50億円投資〈日本電気硝子〉

セントラル硝子(皿澤修一社長)は1月15日、宇部工場(山口県宇部市)に低GWPフルオロカーボン製品の製造設備を新設すると発表した。総工費は70億円強。2016年10月以降に稼働する見通し。低GWPフルオロカーボンはHCFCやHFCを代替する次世代の製品群で、同社は同事業を成長分野の一つと位置付け、事業化と新規材料開発を積極的に進めている。同社は2012年10月に既に低GWP新規発泡剤「HFO―1233zd(E)」の生産を開始しており、新設備はその生産能力を増強するもの。住宅や冷蔵庫に使われる断熱材用の硬質ウレタンフォームの新規発泡剤として使用されるもので、今後の低GWPフルオロカーボンに関わる新製品の事業化につながる材料になる。






 

稼働した門窓工場竣工式


◇門窓工場が完成 中国内需拡大へ拠点整備〈YKK AP蘇州社〉

YKK AP(東京都千代田区、堀秀充社長)のグループ会社、YKKAP蘇州社(中国蘇州市、村上肇社長)は、新工場棟「門窓工場」が完成し、昨年12月23日に竣工(しゅんこう)式を開いた。門窓工場の稼働で、中国内需拡販に向けた製造供給拠点の整備が実現。中国国内での商品開発、型材と部品の一貫生産、加工と施工の指導まで行うシステム販売の強化を目的として、窓を加工・施工するファブリケーター育成のための施工研修所も新設した。信頼できるファブリケーターによる施工を含めた商品の最終品質向上を図る。門窓工場は建築面積2万167平方b。投資額は約8億円。アルミ断熱窓、ロール網戸などを製造する。窓生産ラインなどを備える。




 

◇効果診断し補償 施主との信頼関係を構築〈旭建硝〉

国は中古住宅流通・住宅リフォーム市場を2020年までに20兆円へと成長させようとしている。窓の断熱リフォームに対する関心は高く、国や地方自治体は補助金を支給して普及を後押している。一方で断熱リフォームは工事後の快適性(効果)を数値では表現しにくく、業者と施主の期待値にずれが生じるとクレームにつながることもある。旭建硝(東京都練馬区、中西繁樹社長)はこの問題を解決するため、リフォーム後の効果を診断して数値化し、その効果を補償するサービスを開発している。同サービスを活用することで施主は安心してリフォームすることができ、業者にとっては施主と信頼関係を構築できる。同社は中小企業庁が2013年度補正予算で実施した「ものづくり補助金」の「中小企業・小規模事業者ものづくり・商業・サービス革新事業」に応募し、採択された。





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