2014 6/8

◇7月から物流費改定 機能ガラス、原寸品、内装・住建品対象〈AGCグラスプロダクツ〉

AGCグラスプロダクツ(伊東弘之社長)は7月1日から、物流費を改定すると発表した。機能ガラス製造についての原燃材料の高騰、副資材のコストアップには自助努力で耐えてきたが、物流業者からのコストアップを吸収し切れなかった。対象は機能ガラス、板ガラス・鏡の原寸品、内装・住建品。荷造り・配送基本料を改定し、長尺加算を新設。それ以外のガラス・鏡の定寸品は現行通りの料金体系を継続する。






 

◇外付け後付けLow─E コンビニなど省エネ対策〈AGC旭硝子〉

AGC旭硝子は5月、外付け仕様の現場施工型後付けLow―Eガラス「ワイルドアトッチ」を発売した。コンビニなど路面店舗の省エネ対策、日差し対策に適している。外から取り付けるだけの簡単な工事で、店舗を営業しながら省エネ改修ができる。高い断熱・遮熱性能を持つ店舗改修用エコガラスで、既存の窓ガラスに室外側からLow―Eガラスを取り付けることで高い省エネ効果を得られる。年間の空調エネルギー使用量を37・7%削減できるという。




 

◇化学強化ガラス開発 年内発売 カバーガラス向け〈日本板硝子〉

日本板硝子(吉川恵治社長)は5月23日、タブレット、パソコンなどのカバーガラス向け化学強化用の新組成ガラスを開発したと発表した。薄板用フロート製法の強みを生かし、低コストでありながら、従来のソーダライムガラスより強化性能が高く、クリアなガラスとなった。年内に量産出荷を開始する。同社は従来のソーダライムガラスに加え、新組成ガラスをラインアップしたことで、カバーガラス市場でのビジネスを拡大する。




 

◇インドネシア進出へ 自動車用 生産16年開始めざす〈セントラル硝子〉

セントラル硝子(皿澤修一社長)は6月3日、自動車用ガラス事業について、フランスのサンゴバン社と共同でインドネシアに進出する検討に入ったと発表した。インドネシア国内に、両社が出資して自動車用ガラスを製造・販売する新会社を設立する。2016年に生産を開始することを目指しており、インドネシアの市場拡大に合わせて生産規模の拡張を順次検討する。インドネシアの自動車産業は将来的に成長が見込まれ、自動車メーカー各社の生産拡大に対応できるようにする。






 

◇出荷は好調を継続 複層ガラス13ヵ月連続増〈板硝子協会〉

板硝子協会(吉川恵治会長)は6月1日、2014年3月の板ガラス生産・出荷動向を発表。板ガラスの出荷は前年同月の実績より増加し好調を継続している。複層ガラスは生産・出荷とも13カ月連続で増加。合わせガラス、強化ガラスも生産・出荷とも増加となった。板ガラスの生産は208万6000換算箱、前年同月比6・4%増と7カ月連続で増加。出荷は210万8000換算箱、同10・3%増と9カ月連続の増加だった。






 

「光通風雨戸」の施工例(全閉=上=と全開)


◇「光通風雨戸」の特約店 各都道府県2社を募集〈トーエイ〉

トーエイ(東京都中央区、今泉兼四郎社長、03・3278・8404)は、防犯・省エネに貢献するブラインド式通風雨戸「光通風雨戸」を数年前から製造・販売している。このほど、昭光通商(一部上場)から製造・販売の協力を得たため、特約店を通して全国販売をすることになった。募集する特約店は各都道府県2社(原則)で、加盟金は30万円。年間500万円以上の売り上げを目標とすることが条件。支払いは月末締め切り翌月現金払いとする。応募が早い順から契約する。





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