2014 2/23
 

石村和彦社長(右)と藤野隆取締役常務執行役員社長室長


◇業績反転 成長軌道へ 「新興国」と「新製品」で〈AGC旭硝子〉

AGC旭硝子(石村和彦社長)は2月7日、2013年12月期連結決算(国際会計基準IFRS)を発表。売上高は2012年同期比10・9%増の1兆3200億円。営業利益は同21・5%減の799億円、税引き前利益は同40・8%減の444億円となった。石村社長は2015年までの中期経営計画期間中に業績を反転させ、成長軌道に乗せる意気込みを語った。そのための新商品の市場投入と新興国での投資による事業強化によって、収益貢献を本格化させる意向だ。






 

◇内側からダブルスキンに インナーガラス「トロポス・ライト」大規模・中小ビルも〈日本板硝子環境アメニティ〉

日本板硝子環境アメニティ(東京都港区、袴田正人社長)は、建物の開口部の内側にサッシを使わないガラスパネルを設置することで、年間を通じて冷暖房負荷を大幅に軽減できるインナー・ガラススキンシステム(IGSS)「トロポス(Tropos)」を発売している。主に大型ガラスファサードを持つ建物が対象。このほど大型ガラスファサードを持つ建物だけでなく一般的なビル・事務所・店舗・住宅など中小規模の建物の開口部にも対応する「トロポス・ライト」を発売した。新築に加えリフォームやリニューアル工事にも適する。






 

表彰式の様子


◇メンバーズコンテスト2013 新築と改修で大賞決定〈LIXIL〉

LIXIL(東京都千代田区、藤森義明社長)は2月13日、「LIXILメンバーズコンテスト2013」の表彰式を開催した。同コンテストは、地域の工務店、リフォーム店の設計・施工力の向上を目的とした、住宅業界で最大級のコンテスト。同社リフォームフランチャイズチェーン、ボランタリーチェーンの会員が2012年7月1日〜2013年6月30日の期間に国内で施工した新築、リフォーム物件を表彰する。「より豊かで快適な住生活の創造」「環境に配慮」を審査基準に、大賞、地域最優秀賞など上位入賞作品を新築部門、リフォーム部門でそれぞれ44点選んだ。






 

山村望社長(左)と坂田秀信会長


◇社長に山村望取締役 役員若返り組織を充実〈ナブコシステム〉

ナブコシステム(東京都港区)は1月29日開催の株主総会と取締役会で、取締役、執行役員の新体制を決定。坂田秀信氏に代わって、山村望取締役工務統括本部長を新社長に選任した。坂田氏は代表権のない会長に就いた。2月14日に本社で開いた記者会見で山村新社長は「本来のコア事業である自動ドアを今まで以上に伸ばしていきたい。思い切った若返りを図り、組織の充実を図ると同時に、さらに業績アップを目指す」と述べた。山村新社長は同社の創業者である初代社長の山村伍一郎氏、2代目社長山村泰三氏の直系で、1958年生まれの56歳。





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