2013 10/27
 

入賞7組のプレゼンの後に公開審査する審査委員


◇312点応募うち海外は21ヵ国107点 「都市環境を引き込む建築」を審査〈セントラル硝子〉

セントラル硝子(皿澤修一社長)は10月19日、「第48回セントラル硝子国際建築設計競技」の2次審査を公開面接方式で実施し、最優秀賞1点、優秀賞2点、入賞4点を決定。佳作10点も決まった。今回のテーマは「都市環境を引き込む建築」。応募312点(国内205点、海外21カ国107点)の中から1次審査を通過した7点がプレゼンテーションし、最優秀賞、優秀賞を選定。最優秀賞は、慶応義塾大学大学院の赤塚健、井上岳両氏の作品に決定した。アフリカの都市の持続的発展を促すため日常生活に溶け込んだ移動式ラジオ局が、共同体同士をつなぎ、対話を深めながら都市を渡り歩くシンボル的な建築を提案した。






 

標準見積書の提出開始周知徹底を呼び掛けた


◇社保 5年後100%加入 足並みそろえ周知徹底を〈関東板硝子工事協同組合〉

関東板硝子工事協同組合(遠藤浩吉理事長)は10月9日、東京都中央区の浜町TSKビルで社会保険未加入対策の推進と標準見積書の作成についての説明会を開催。同協組組合員ら49人が参加した。国土交通省担当者がこれまでの経緯や取り組み、ガラス工事業界の取り組み状況などを説明。全国板硝子工事協同組合連合会(全国工事)が国交省に提出して承認された、法定福利費の内訳を明示するための標準見積書、ゼネコンなどに実際に提出する見積書、工事に使用する材料などの内訳書のフォーマットを参考資料として配布。






 

◇中国で専用第3工場 45億円投資 太陽電池用を転換〈AGC旭硝子〉

AGC旭硝子(石村和彦社長)は10月10日、中国蘇州市にある生産子会社内に、中国での自動車用ガラス第3工場を新設すると発表した。子会社の旭硝子特種玻璃〈蘇州〉(AFS)で現在稼働している太陽電池用カバーガラスの製造設備を順次停止し、その資産を活用して自動車用ガラス製造工場に事業転換する。今後約45億円を投資し、2015年3月末までに量産を開始する。新工場は年間120万台分の自動車用ガラス生産能力を備える。新工場を加えた同社の中国での生産能力は年間約360万台分に拡大する。






 

2810×1万1623_の合わせガラスを製造している様子


◇2.8×12b合わせ製造 国内最大級で重さ2.5d〈三芝硝材〉

三芝硝材(富山県高岡市、西英夫社長)はこのほど、2810×1万1623_の合わせガラスを受注し、8枚製造した。ガラスの構成はFL(フロート)15_+PVB膜90ミル+FL15_。重量は2450`。配送・施工時にも慎重な対応が必要な国内最大級の大きさとなる合わせガラスで、同社の加工能力の高さを示した。同社は国内最大の3000×1万2000_のPVB膜合わせガラス、3000×1万_のEVA膜合わせガラス製造設備など、国内屈指の大きさの加工ガラス製造設備を持つ。








 

蒲原彰三三協アルミ社社長


◇「SACLAB」を発足 建材の新しい価値創造へ〈三協アルミ社〉

三協立山(富山県高岡市、山下清胤社長)・三協アルミ社(蒲原彰三社長)は10月21日、東京都港区のAXISビルで、新しい住空間を考えるプロジェクト「SACLAB(サクラボ)」の活動成果発表会を開催した。蒲原社長はあいさつの中で「『SACLAB』プロジェクトの目的は、物作りのプロセスに今までとは違う視点を取り入れることで、新しい価値を持った建材を生み出すこと。その原動力として、国内外で活躍する5組の建築家の下、取り組みを開始した。建築家一人一人の幅広い知見と先進性を生かし、建材の新しい価値創造に取り組んでいる」と述べた。






 

フラットな下枠、複層ガラス使用などで安全と省エネに配慮


◇複層ガラス採用3枚建 ビル窓で業界初 高い断熱性を確保〈YKK AP〉

YKKAP(東京都千代田区、堀秀充社長)は10月10日、集合住宅・中低層オフィス向け基幹商品「EXIMA31」の引き違い窓(3枚建て)に、ビル用窓商品の3枚建てでは業界初の複層ガラス仕様を追加。断熱性能が高く、サービス付き高齢者向け住宅、医療・福祉施設、教育施設などに安全で快適な居住空間を実現する。複層ガラスの採用で断熱性能は従来品比約60%アップ。空気層12_以上の複層ガラス使用時の断熱等級はH―2になる。最大幅3600_までのワイドスパンの開口にも対応。全開時の有効開口は2枚建て引き違い窓と比べ約20%アップする。






 

セルサイズが2種になった


◇ダイナミック45_セル ハニカムスクリーン追加〈ニチベイ〉

ニチベイ(東京都中央区、福岡勇之輔社長)は11月1日、省エネ性能に優れたハニカム構造のスクリーン「レフィーナ45」を発売した。セルサイズ45_と幅広でダイナミックなプリーツが印象的。「レフィーナ」シリーズは2012年10月にコンパクトで繊細なプリーツラインを楽しめるセルサイズ25_の「レフィーナ25」を発売している。セルサイズが2種になったことで、コーディネートの幅が広がった。「レフィーナ45」は掃き出し窓や大きな窓に、幅150_から製作できる「レフィーナ25」はスリット窓や腰高窓に適する。






 

「ウルトラフローガン」


◇強力コーキングガン 高粘度材・防火用に〈杉村商事〉

ガラス・サッシ加工・施工用機器、工具、副資材卸の杉村商事(大阪市西区、杉村亨社長、06・6532・0720)は押し出し圧力が強い英PCCox社製コーキングガン「ウルトラフローガン」を販売している。押し出し比率25対1で、PCCox社のラインアップの中で最もハイパワーの手動コーキングガン。高粘度材料の押し出しや、防火用コーキング、材料が固くなる冬季の作業に適している。押し出し比率の数値が大きいほどハンドルの握りが軽く、材料を押し出しやすい。フレーム部、ハンドル部が強度の高い金属製のため、高粘度の材料を押し出しても曲がりにくい。耐久性が高く長持ちする。押し出し力は4・5`ニュートン。重量は0・87`。





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