2013 10/13・20

◇印ビルサッシ社取得 LIXIL窓サッシ供給へ〈LIXIL〉

LIXIL(藤森義明社長)は10月8日、インドのビル用窓サッシ設計・製造・施工会社、スターアルビルド社(デリー)の株式70%を取得し孫会社とした。スターアルビルド社の企業価値は約13億円(7億9800万)とみている。スターアルビルド社はインドのカーテンウオール業界大手。インド国内で商業ビルでカーテンウオールやプロジェクト用の窓の設計・製造・施工を専門にしている。2002年から大都市のプロジェクトに携わり、インド国内の大手不動産会社などの顧客基盤を持つ。






 

「リフォーム スマートドア ヴェナートRD」施工例


◇1日でスマートドア カバー工法でリフォーム〈YKK AP〉

YKKAP(東京都千代田区、堀秀充社長)は10月7日、新築戸建て住宅に展開している「スマートドア」に、リフォーム用「リフォームスマートドアヴェナートRD」を追加した。外壁工事不要のカバー工法で、新築向けと同じ機能を搭載した「スマートドア」に1日でリフォームできる。「スマートドア」は、新世代ドアキーシステム「スマートコントロールキー」を標準装備した次世代の玄関ドア。電気錠機能を全てドアハンドル部に内蔵し、鍵穴や電気錠ユニットを見えなくすることで玄関ドアのデザイン性や防犯性が向上した。






 

提案最優秀賞「Nature in the Furniture」=自然が家具や建物に溶け込む提案


◇提案326点・作品例127点応募 さらに充実した内容に〈日本電気硝子〉

日本電気硝子(有岡雅行社長)は電気硝子建材、建材社との共催で10月3日、「第20回空間デザイン・コンペティション」の表彰式を東京都千代田区のグランドアーク半蔵門で開催。提案部門(課題=ガラスは見えるか見えないか)、作品例部門(日本電気硝子製品を使用した作品)の入賞作品20点を表彰した。提案部門は登録908件のうち応募が326点、作品例部門は登録が174件のうち応募が127点。最優秀賞は、提案部門(賞金100万円)が林拓真、土屋秀正、佐々木嶺の3氏(東京理科大学大学院)、作品例部門(賞金50万円)は森田昌宏、野口伸、足立裕己の3氏(竹中工務店)の「旧桜宮公会堂」が受賞した。






 

「入れ込みアーム付きCNCガラス切断機LDSTCNC─100・75」


◇入れ込みアーム付き CNC切断機 変形切断も効率良く〈シライテック〉

シライテック(大阪府東大阪市、白井博社長)はこのほど、「入れ込みアーム付きCNCガラス切断機LDSTCNC―100・75」を製造した。東京の鏡加工会社の福島県内の工場に据え付ける。手動旋回スライド式2面台車を備えたアーム内蔵タイプで、変形切断までできるCNCガラス切断機として産業用鏡・内装ガラスの切断専用に活用される実用性を重視した機種。同機は2面台車に載せたガラスを切断テーブルに内蔵した吸盤アームが起立前進して吸着、その後アームが後退し倒れ込んでガラスを切断機に送り込む。






 

スノーホワイト色の施工例


◇ハニカムブラインド オーダーサイズで受注〈サイバーレップス〉

サイバーレップス(千葉県流山市、根本孝男社長)はこのほど、燃えにくい不織布を使ったハニカム(ハチの巣)構造のブラインド「Airブラインド」を発売した。ハニカム構造が空気を閉じ込め、空気層を作り出すことで断熱効果が高まる。素材の不織布は中国から仕入れ、全てオーダーで受注する。同社の工場でブラケット、ボールチェーン、ビスなどを製造し、完成品として出荷する。納期は1週間をめどにしている。不織布「Ecoシールド」は万一失火しても燃え広がりにくく、有毒ガスが出ない。約1500回の昇降テストをクリアした優れた耐久性を持つ。安全性が高いボールチェーンを採用した。






 

◇両面張りを提案 採光維持し断熱性向上〈ワーロン〉

ワーロン(名古屋市中村区、渡辺敬文社長)はプラスチック障子紙「ワーロンシート」を障子の両面に張る「太鼓張り(両面張り)」の提案に力を入れている。複層ガラスと同様に窓からの熱の流出入を防ぎ、断熱性を高め光熱費を削減する効果がある。光線透過率が高く、両面に張っても多くの光を取り入れる。単板ガラスの窓に「ワーロンシート」の「太鼓張り」障子を組み合わせた場合、熱貫流率は3・2h毎平方b毎ケルビン。単板ガラスだけの同6・5h毎平方b毎ケルビンに比べ、断熱性能は約2倍に向上する。





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