2013 10/6

◇独グローエを買収 水栓金具大手 政投銀と共同で〈LIXIL〉

LIXIL(東京都千代田区、藤森義明社長)は9月26日、日本政策投資銀行(東京都千代田区、橋本徹社長)と共同で水栓金具大手のドイツ・グローエ社(ルクセンブルク)を買収すると発表した。日本政策投資銀行との間で株主間契約を締結し、おのおのが50%の議決権を持つ特別目的会社を通じてグローエ社の株式の87・5%を取得する。グローエ社とグローエ社の子会社であるドイツ・Joyou社を関連会社化する。Joyou社に対しては今後の公開買い付けなどの手続きを通じて株式を追加で取得する。






 

大野力氏によるカラーガラスを使ったインスタレーション「ラコベル」の新色を紹介


◇日本品質の新色 渋谷で発売企画イベント〈AGCグラスプロダクツ〉

AGCグラスプロダクツ(伊東弘之社長)は、欧州の発色を日本の品質で実現した新しいカラーガラス「ラコベル」の発売に合わせて、東京・渋谷のDIESEL SHIBUYA(ディーゼル・シブヤ)で、「ラコベル」を使用したインスタレーションと、空間設計デザイナーの大野力氏(sinato=シナト)を招いたセミナーを開催。若手設計デザイナーら50人を招待し、「ラコベル」の新色発表会も開いた。










 

◇出荷2ヵ月ぶり増加 複層増加は5ヵ月連続〈板硝子協会〉

板硝子協会(吉川恵治会長)は10月1日、2013年7月の板ガラス生産・出荷動向を発表。板ガラスの生産は前年同月より4カ月ぶりに減少、出荷は2カ月ぶりの増加だった。複層ガラスは生産・出荷とも5カ月連続の増加となった。合わせガラスの生産は12カ月連続の減少、出荷は11カ月ぶりの増加だった。出荷のうち建築用は5カ月連続の増加。強化ガラスは生産が12カ月ぶり、出荷は11カ月ぶりの増加だった。






 

施工例


◇玄関に奥行きと上質感 スリム枠、セットバックで〈YKK AP〉

YKKAP(東京都千代田区、堀秀充社長)は9月2日、戸建て住宅用スマートドア「ヴェナートS」を発売した。スマートドアは、ハンドル一体型電気錠「スマートコントロールキー」を標準搭載したドア。「ヴェナートS」はセンターピボットヒンジ構造で、扉には鍵穴もちょうつがいも見えないすっきりした意匠を実現。ドア枠の先端を7_と極限まで細くしたスリム枠や、業界初のセットバック納まりの採用などで、玄関に奥行き感による深い陰影と上質感を演出する。






 

「止めピタ」フロントタイプ


◇軽量でコンパクト フロント簡易止水シート〈文化シヤッター〉

 文化シヤッター(東京都文京区、茂木哲哉社長)は10月1日、簡易型止水シート「止めピタ」のフロントタイプを発売した。「止めピタ」は、ゲリラ豪雨による建物内への浸水を防ぐため、ビルや店舗、マンションのエントランスであるフロントの開口部に、新設・既設を問わず、簡単・スピーディーに設置できる。軽量でコンパクトに収納できる。昨年9月にはシャッタータイプを発売した。  止水シートは、厚さ0・2_の樹脂製半透明シート。






 

エッチング加工の足立工場宴Gッチング加工例


◇エッチング本格化 ガラス研磨加工の一貫で〈シノハラ〉

一時は隆盛を誇ったエッチングガラスの需要がこの数年で激減し、首都圏でも専門業者は少なくなっている。こうした状況を踏まえ、「エッチングガラスの技術加工は継続させ、新たな需要が生まれるまで頑張るのがわれわれ加工業者の使命」との考えから、ガラス研磨を主力とするシノハラ(埼玉県八潮市、篠原康昭社長、048・931・8659)は一昨年、ガラス研磨加工の一環としてエッチング加工部門を設けた。





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