2013 9/15・22
 

住宅業界関係者約600人が参加した大阪会場


◇西日本も樹脂窓普及 13会場で「窓フォーラム」〈YKK AP〉

YKKAP(東京都千代田区、堀秀充社長)は断熱性能が高い樹脂窓の普及を進めるため、「窓フォーラム2013」を全国で開催している。国内最高レベルの断熱性能を持つ「APW330真空トリプルガラス」などの展示や、建築環境の専門家による講演を通じて、小さなエネルギーで快適に暮らす「小エネ(ローエネ)」を提案する。2回目の開催となる今回は、昨年度の9会場から東北や四国地方などを加えた13会場に拡大。前回比約2倍の3800人の動員を目指す。






 

飛来物で壊れた住宅、ガラスが割れた北陽中学校=埼玉県越谷市


◇竜巻、埼玉・千葉を襲う 屋根飛び ガラス割れる

9月2日午後2時ごろ、埼玉県の越谷市、松伏町、千葉県野田市などで竜巻が発生し、住宅の屋根や瓦が飛ばされたり、窓のガラス、シャッターやサッシも被害を受け、ガラスの破損などで大勢のけが人が出た。建物被害は全壊、半壊、一部破損を含め、埼玉県で1000棟超、千葉県では153棟に及んだ。4日午後1時ごろにも栃木県矢板市、鹿沼市などを竜巻が襲い、住宅の他、工場などにも被害をもたらした。4日は高知県の宿毛市、安芸市、三重県の伊勢市、小俣町でも竜巻が発生。










 

◇環境危機ほぼ昨年並みに 全地域で「極めて不安」続く〈公益財団法人旭硝子財団〉

公益財団法人旭硝子財団(田中鐵二理事長)は9月5日、「第22回地球環境問題と人類の存続に関するアンケート」の調査結果を発表。人類存続の危機に対する認識を時刻で表す「環境危機時計」は9時19分となり、昨年の9時23分とほぼ変わらず、2010年と同じだった。昨年と比べ北米、日本を除くアジア、東欧・旧ソ連で針が進み、他の地域は後退した。依然、全地域で「極めて不安」な領域のままだ。 同財団は1992年から毎年、世界の環境有識者を対象に環境アンケート調査を実施している。今年は56カ国の1364人から回答があった。






 

大川部会長


◇断熱改修提案WS 断熱材、開口部改修など〈一般社団法人日本建材・住宅設備産業協会〉

一般社団法人日本建材・住宅設備産業協会(建産協、長榮周作会長)は8月27日、東京都中央区の同協会会議室で「2013年度第1回マンション省エネ改修提案ワークショップ(断熱編)」を開催。断熱材、開口部リフォームについて解説した。マンション管理士、建築士ら約40人が参加。大川栄二省エネ環境委員会マンション省エネ改修推進部会部会長は「これまで1日で説明していたものを、新しい試みとして『断熱』『設備機器』『マンション管理総合』の3回に分けてそれぞれ深く掘り下げるので、しっかり学んでもらいたい」と説明した。




 

◇福祉機器展に出展 UDガイド本配布も〈LIXIL〉

LIXIL(東京都千代田区、藤森義明社長)は9月18〜20日、東京・有明の東京ビッグサイトで開催される、アジア最大規模の福祉機器の展示会「第40回国際福祉機器展」に出展する。製品展示、使い方を提案する他、住まいのユニバーサルデザインのガイドブックを配布する。同社は「ひとりにいい、みんなにいい。」をユニバーサルデザインのコミュニケーションワードとし、エクステリア、玄関、トイレ、浴室などのユニバーサルデザインに配慮した製品を提供している。






 

◇必要な施工道具一式 ガラス業者からの依頼増〈マルテーG.F.T.〉

各種フィルム販売とサイン工事、内外装工事のマルテーG.F.T.(東京都練馬区、03・3554・4611=練馬営業所)はフィルム施工に必要な道具をまとめた施工キット「F―17A」を販売している。フィルム用カッター、ガラス用スキージー、カッティングへらセット、噴霧器などフィルム施工道具一式が入っており、初心者でも飛散防止フィルム、日射調整フィルムなど、窓用フィルムを素早く簡単に美しく施工できるよう支援する。近年、フィルム需要の高まりからか、ガラス用フィルム施工技能士の取得を目指すガラス業者が増えている。





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