2013 4/7

◇窓のアルミ化率低下 アルミ複合材料製は横ばい〈日本サッシ協会〉

日本サッシ協会(藤木正和理事長)は3月、「住宅用建材使用状況調査」を発表。新設住宅着工戸数の見通しは、直近では消費税増税に伴う着工の前倒しによって若干の増加が見込まれるものの、ストック住宅の充足や少子化によって、大きな伸びは望みにくい状況にある。住宅建材市場も中長期的には数量面での増加は望みにくく、機能面や性能面で付加価値が高い商品に移行するものとみられる。




 

◇藤本会長が退任 取締役会議長は朝香氏〈日本板硝子〉

日本板硝子(吉川恵治社長)は3月31日付で、藤本勝司取締役会長兼取締役会議長が会長と取締役会議長を退任。後任の取締役会議長には朝香聖一社外取締役が4月1日付で就任した。阿部友昭取締役副会長も3月31日付で副会長を退任した。藤本取締役と阿部取締役は6月下旬に開催する株主総会終結時に取締役を退任する。






 

前回の板ガラスフォーラム


◇第15回板ガラスフォーラム 6月14日東京で開催

 「第15回板ガラスフォーラム」が6月14日、東京都港区の品川プリンスホテルで開催される。全国板硝子商工協同組合連合会、全国板硝子工事協同組合連合会、全国板硝子卸商業組合連合会、全日本鏡連合会、全国安全硝子工業会、全国複層硝子工業会、機能ガラス普及推進協議会、板硝子協会の板ガラス業界8団体の共催。安倍新政権下、政策策定に尽力している経済産業省、国土交通省のキーパーソンを招き、住宅を取り巻く環境やリフォームに関連する政策などについて講演する。






 

「EXIMA32」の構造


◇枠にウレタン挟み 「EXIMA」に追加 高い断熱性確保〈YKK AP〉

 YKKAP(東京都千代田区、堀秀充社長)は4月1日、集合住宅・中低層オフィス向け基幹商品「EXIMA(エクシマ)」シリーズに断熱性を高めた「EXIMA32」を追加した。サッシ枠にウレタン樹脂断熱材を挟み込んだ「枠形材断熱構造」で断熱性を高め、窓周りの結露を抑える。複層ガラスと組み合わせることで、全ての窓種で断熱性能H―2あるいはH―3を確保した。






 

太桁・スクリーン・つり引戸の組み合わせ例


◇つり引戸などで独自性 組み合わせ自由エクステ〈三協アルミ〉

 三協立山(富山県高岡市、藤木正和社長)・三協アルミ社(蒲原彰三社長)は4月1日、エクステリア「M・グローリア」に、つり引き戸や太桁のフレームなどオリジナリティーを高める新アイテムを追加した。「M・グローリア」は、フレーム、スクリーン、ルーフ(屋根)を組み合わせ、使用目的に応じて増設できる。つり引き戸はファサードや勝手口の出入り口になる。全閉状態で固定側スクリーンとフラットに納まる新スライド機構を採用し、一体感のある意匠を実現。採光タイプと縦格子タイプから選べる。






 

ガラスの窓エネルギーを測定するキット「SK1740」


◇ガラス性能測定器活用を 窓リフォームの現場でも〈藤間GMS〉

 藤間ジーエムエス(東京都立川市、042・521・3990、藤間建太郎社長)は、窓ガラスの各種性能を計測する各種機器をまとめた窓ガラス販売促進用キットを発売している。同キットを使用すれば、カタログ上での数値だけでなく、実際に取り付けるガラスの性能値を確認できる。「窓リフォームの受注活動にメリットをもたらす計測器として、活用してもらいたい」と藤間社長は語る。モデルハウスなどで実測検証すれば、信用度が高まる。





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