2012 11/18・25

◇羽田国交大臣に陳情 住宅エコP増改築で再開など〈全国板硝子商工協同組合連合会〉

全国板硝子商工協同組合連合会 (全硝連) は10月30日、 永島光男会長、 宮代茂専務理事、 中村勉理事 (関東甲信越地区本部長) が国土交通省大臣室を訪れ、 羽田雄一郎国土交通大臣に面会。 一般消費者に最も近い所で商売をするガラス店の団体として、 @住宅エコポイントを、 中でも中小事業者にメリットがある増改築に限って再度実施Aサッシメーカーの住宅用サッシの防火性能の個別認定への切り替えについて、 中小事業者が不利益を被らない対応B省エネ基準改定を受けた平易な仕様基準の設定―の3点を陳情した。 羽田大臣からは 「エネルギーを使う省庁として、 省エネ関連に前向きに対応していきたい」 との返答があった。




 

「ラミレックス」の構造


◇合わせガラス「ラミレックス」 品ぞろえ充実〈セントラル硝子〉

セントラル硝子 (皿澤修一社長) は、 合わせガラス製品の品種追加やラインアップの変更など品ぞろえの充実を図る。 11月1日から合わせガラス 「ラミレックス」 のカラーバリエーションの追加、 赤外線カット合わせガラス 「ラミレックスクール」 と防犯ガラス 「ラミレックスBGスーパー」 の販売を開始した。 合わせガラス製品の充実化に伴い、 新しく合わせガラス 「ラミレックス」 の専用カタログを作製し、 販売強化につなげる。








 

◇12年1〜9月 経常利益47.5%減少〈AGC旭硝子〉

AGC旭硝子 (石村和彦社長) は11月5日、 2012年1〜9月期連結決算を発表。 売上高は8775億1800万円、 2011年同期比4・2%減だった。 営業利益は738億6800万円、 同45・8%減、 経常利益は716億500万円、 同47・5%減、 1〜9月期純利益は448億6700万円、 同41・0%減。 製品出荷はおおむね増加したが、 電子関連製品の価格下落や原燃材料の価格上昇が影響した。




 

◇12年4〜9月 税引前損失177億円〈日本板硝子〉

日本板硝子 (吉川恵治社長) は10月31日、 2012年4〜9月期連結決算を発表。 売上高は2606億7800万円、 2011年同期比9・7%減だった。 損益面は営業損失111億700万円、 税引き前損失176億6600万円、 4〜9月期純損失165億5800万円。 建築用ガラス、自動車用ガラスとも、 ほとんどの地域で厳しい状況が続き、 特に欧州は低調だった。 ソーラー用ガラスも前年水準を大きく下回った。 高機能ガラスは比較的好調だった。




 

◇12年4〜9月 経常利益93.5%増加〈セントラル硝子〉

セントラル硝子 (皿澤修一社長) は10月31日、 2012年4〜9月期の連結決算を発表。 売上高は817億500万円、 2011年同期比3・4%増加した。 営業利益は36億7500万円、 同70・5%増、 経常利益は40億5800万円、 同93・5%増、 4〜9月期純利益は21億8100万円、 同118・3%増と利益面は大きく伸びた。




 

「羽ノ浦の家」


◇メンバーズコンテスト2012 応募総数は1918作品〈LIXIL〉

LIXIL (東京都千代田区、 藤森義明社長) は11月8日、 東京都品川区のホテルラフォーレ東京で 「LIXILメンバーズコンテスト2012」 表彰式を開催した。 新築部門は44作品、 リフォーム部門は42作品を表彰。 応募総数は1918作品 (新築住宅809作品、 リフォーム1109作品)。 同コンテストは、 同社リフォームフランチャイズの住まいプロホームウェル、 住まいコンシェルLIFA、 ボランタリーチェーンのLIXILリフォームネット、 TH友の会の会員を対象に実施していた、 住宅施工例コンテストを統合した業界最大級のコンテスト。 新築部門は西野建設 (徳島県阿南市) の「羽ノ浦の家」、 リフォーム部門はウィル空間デザイン (兵庫県宝塚市) の「リノベーションで吹き抜けを造る」 がそれぞれ大賞を受賞した。




 

◇12年4〜9月 経常利益16倍に 3ヵ年経営計画推進で〈不二サッシ〉

不二サッシ (川崎市幸区、 土屋英久社長) は11月7日、 東京都品川区の五反田ゆうぽうとで、 土屋社長が2012年4〜9月期の連結決算を発表した。 売上高は381億100万円、 2011年同期比2・6%増。 営業利益は5億6800万円、 同88・8%増、 経常利益は2億9100万円、 同1516・7%増と16・2倍。 純損益は1億4300万円と黒字に回復した。 2013年度を最終年度とする中期経営3カ年計画を策定し、 グループ収益力と財務体質の強化を図り、 持続的な成長を目指すためグループ一丸となって計画の推進に取り組んできた。




 

◇12年4〜9月 建材事業は増収増益〈YKKグループ〉

YKKAP (東京都千代田区、 堀秀充社長) などYKKグループは11月8日、 2012年4〜9月期の連結決算を発表した。 売上高は2802億円、 2011年同期比2・1%増。 営業利益は195億円、 同1・8%減、 経常利益は186億円、 2・7%減、 純利益は119億円、 同1・8%増となった。 建材事業は増収増益を確保した。




 

◇営業社員にiPad カタログや動画を搭載〈三和シヤッター工業〉

三和シヤッター工業(東京都板橋区、 木下和彦社長) は10月から、 営業社員の営業支援ツールとして1400台のiPadを導入した。 同社のカタログや商品の動画の他、 提案資料や戦略商品資料を搭載しており、 客への効率的でスマートな提案の実現と営業員の提案力の向上を図っている。 iPadには同社の全カタログデータ175種を内蔵。 訪問先でさまざまな商品についての問い合わせを受けた場合も、 カタログデータを見せて、 その場で説明することができる。 紙のカタログは商品の仕様変更に合わせて改訂しており、 そのたびに最新版を注文する必要があったが、 iPadのアプリを使うことで、 ネットワーク経由で簡単に最新版のカタログデータをダウンロードできるため、 常に最新の情報を提案することができる。





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