2012 10/28

◇銀3層コーティング 「サンバランストリプルクール」〈AGC旭硝子〉

AGC旭硝子 (石村和彦社長) は、 国内生産として初めてとなる銀3層 (トリプルシルバー) コーティングを施した 「サンバランストリプルクール」 を開発、 11月から販売する。 新製品は同社製品の中で最も省エネ性能が高いエコガラスで、 室内の明るさ確保と日射熱の大幅削減を同時に実現した。 鹿島工場 (茨城県神栖市) に今春導入した最新鋭のコーティング設備で生産する。




 

◇第47回国際建築設計競技 国内294点・海外134点応募〈セントラル硝子〉

セントラル硝子 (皿澤修一社長) は10月20日、 東京都千代田区の東京国際フォーラムで 「第47回セントラル硝子国際建築設計競技」 の著名な建築家らによる公開2次審査を実施。 最優秀賞1点、 優秀賞2点、 入選4点、 佳作10点を決定し、 表彰した。 今年のテーマは 「地域に生きるタウンホール」。 応募428点 (国内294点、 海外134点) の中から1次審査を通過した7点がプレゼンテーションし、 最優秀賞、 優秀賞を選定。 最優秀賞は、 ジョーフィ・ソン氏 (韓国、 フリーランス) の作品に決定した。 鉄道の車両そのものにタウンホールの機能の一部を付与した作品で、 行くのではなく来るという逆転の発想で、 その町だけの新しいタウンホールを提案した。




 

◇断熱シリーズ第1弾 ガラスに飛散防止と断熱追加〈住友スリーエム〉

住友スリーエム (東京都世田谷区=コンストラクションマーケット事業部) はこのほど、 スコッチティント窓用フィルムに透明断熱フィルムの第1弾 「LE65CLAR」 を追加した。 ガラスに貼付することで、 飛散防止性能はもちろん、 夏季の遮熱性能、 冬季の断熱性能を補助し、 一年を通して室内を快適にし、 節電効果も高まる。 今後も主力商品である 「マルチレイヤーナノ」 シリーズを主軸として販売しながら、 断熱フィルムを追加して提案の幅を広げる。 第2弾の開発も進めており、 さらに性能を進化させた断熱フィルムを展開していく。






 

「同質入隅」の施工例


◇意匠・施工性が向上 独自工法向け4品〈旭トステム外装〉

旭トステム外装 (東京都江東区、 条生秀人社長) は10月22日、 外壁本体接合部、 出隅、 入り隅、 窓周り部にシーリング材を使わず、 露出させない三辺合いじゃくりの独自工法 「AT―WALLガーディナルシリーズ」 の意匠性と施工性を向上し、 提案の幅を広げる4商品を追加した。 入り隅部材 「同質入隅」、 入り隅部専用施工部材「カンシキくん入隅ジョイナー」、 施工部材 「カンシキくんスチール胴縁」 「2_金具留め工法用カンシキくん部材」。






 

「AGSEAL1527」


◇1時間で安全走行 オートグラス コラボ第2弾〈グランドコーポレーション〉

自動車ガラス用工具、 副資材販売のグランドコーポレーション (石川県野々市市、 076・294・0607) は10月1日、 オートグラス (東京都港区) とのコラボレーション企画商品第2弾として、 オートグラスブランドの自動車ガラス用接着剤 「AGSEAL1527」 を発売した。 アフターマーケット向けにオートグラスと共同で販売する。 通常の一液湿気硬化型ウレタン接着剤は低温下での硬化が遅く、 硬化促進剤で対応するメーカーが多いが、 同商品は米ダウ・オートモーティブ・システムズ社が特許を持つ強化型等方性ネットワーク構造の 「RINAテクノロジー」 を採用。 マイナス10度の環境下でも初期接着強度が高く、 ガラス接着後1時間で安全走行が可能。





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