2012 10/7・14

◇新省エネ 義務化優先 開口部基準値ほぼ現行〈経済産業省〉〈国土交通省〉

経済産業省、 国土交通省は住宅・建築物の省エネルギー基準を見直す合同会議を開催しており、 年内に新しい省エネルギー基準の告示を施行する予定。 新しい省エネ基準の開口部の熱貫流率の基準値は、 現行の次世代省エネ基準 (平成11年基準) とほぼ同じ。 この基準を建物の大きさに応じて大規模、 中規模、 小規模の順に段階的に義務化する。 省エネ基準の引き上げよりも義務化を優先した形だ。 2020年までに全ての住宅・建築物が義務化となる。




 

◇メガソーラー建設 国内最大級工場屋根に 超軽量パネル採用〈AGC旭硝子〉

AGC旭硝子 (石村和彦社長) は10月1日、 高砂工場 (兵庫県高砂市) の国内最大級の工場の屋根を活用してメガソーラーを建設すると発表した。 発電容量は約5メガh。 2013年3月から稼働する。 屋根に太陽光パネルを設置する場合、 パネルの重量が制約となるが、 同社の薄くて強い化学強化特殊ガラス 「Leoflex」 を搭載した超軽量太陽光パネルを一部に採用することで設置が可能になった。




 

◇「資料館」を開設 新しい価値生むオフィス〈LIXIL〉

LIXIL (東京都千代田区、 藤森義明社長) は、 旧トステム本社の大島ビル (東京都江東区) のリニューアルに伴い、 LIXILに統合した各社の創業時からの資料を展示する 「LIXIL資料館」 を10月1日に開設した。 施設面積は1400平方b。 「インフォメーション」 「ミュージアム」 「ライブラリー」 の3ゾーンで構成する。 同ビルは社内公募で 「LIXIL WINGビル」 に名称を変更、 新しい価値を切り開くオフィスに変貌した。




 

◇第19回空間デザイン・コンペティション 提案354点・作品例107点応募〈日本電気硝子〉

日本電気硝子 (有岡雅行社長) は電気硝子建材、 建材社との共催で10月3日、 「第19回空間デザイン・コンペティション」 の表彰式を東京都千代田区のグランドアーク半蔵門で開催。 提案部門 (課題=ガラス質と木質の出会い)、 作品例部門 (日本電気硝子製品を使用した作品) の入賞作品20点を表彰した。 提案部門は登録1021件のうち応募が354点、 作品例部門は登録142件のうち応募が107点。 最優秀賞は、 提案部門 (賞金100万円) が冨永美保氏 (横浜国立大学大学院)、 作品例部門 (賞金50万円) は南平明宏氏 (三祐一級建築士事務所) の 「kokudou―soukoガラスブロックによる機能美」 が受賞した。






 

「楽窓U」


◇ガラスタイプ追加など 断熱内窓リニューアル〈セイキ販売〉

セイキ販売 (東京都練馬区、 守谷守社長) はこのほど、 断熱内窓 「楽窓」 をリニューアル。 「楽窓U」 として発売した。 障子はポリカタイプの2_厚透明タイプ、 3_厚透明タイプ、 3_厚グレースモーク色、 3_厚マットグリーン色の4種の他、 3_厚ガラスと4_厚型板ガラスタイプを追加。 用途に合わせて選択できるようになった。 外れ止め機能を加え、 引き手のデザインを変更。 障子に戸車を追加して、 安全性と操作性が向上した。






 

◇フックが回転する パーティションポール〈シロクマ〉

シロクマ (大阪市天王寺区、 熊代誠一社長) は10月1日、 「シロクマ・フロアパーティションポール」 を発売した。 フックを回転させ、 任意の位置で止めることができる。 104アイテムとバリエーションが豊富。 素材は真ちゅう、 ステンレス、 スチール、 集成材、 クッションパイプなど。 テープカット用、 サインプレート掲示用、 フラワーポットに花を飾ることができるポールなどがある。 フックが回転するので、 ポールを持ち上げて動かさなくても簡単に誘導方向を変えることができる。





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