2012 9/30

◇登録基幹技能者制度 全国工事と共同で始動〈全国板硝子商工協同組合連合会〉

全国板硝子商工協同組合連合会 (全硝連、 永島光男会長) は9月23日、 宮城県松島町のホテル松島一の坊で全国から50人が参加して第28回全国理事長会議を開催。 経営事項審査の評価対象ともなる 「登録基幹技能者制度」 に前向きに取り組むことを満場一致で確認し、 全国板硝子工事協同組合連合会 (遠藤浩吉会長) と共に国土交通大臣によって登録認可される講習実施団体になることを目指す。 この講習を受けるには 「1級板ガラス施工技能士」 の資格が要件の一つとなるため、 全硝連の活動の柱である技能士の資格制度の重要性が増すことが期待される。 全体懇談会では組合への参画意識の高揚を論じ、 宮城、 山形の活動事例を紹介。 他の単組がどう参考活用するかが課題となる。




 

◇板協と懇親会開催 省エネ基準現況など報告〈全国板硝子卸商業組合連合会〉

全国板硝子卸商業組合連合会 (松本巖会長) は9月21日、 大阪市淀川区のメルパルク大阪で板硝子協会との懇談会を開催。 理事ら15人が出席した。 岡野敏彦板硝子協会調査役は新しい省エネ基準の現況、 既存住宅のリフォームに対する政府の補助金制度や減税制度、 学校ゼロエネルギー化、 展示会への出展などついて説明した。 その要旨を紹介する。




 

◇電気硝子建材を完全子会社へ 経営効率化など目的〈日本電気硝子〉

日本電気硝子 (大津市、 有岡雅行社長) は9月24日、 ガラス建材を販売する連結子会社の電気硝子建材 (東京都墨田区、 太田貴専務) を10月29日付で完全子会社にすると発表した。 簡易株式交換による。 電気硝子建材を取り巻く経営環境が厳しくなっており、 完全子会社化することで、 同社グループとして一層の経営効率化と意思決定の迅速化を図ることが目的。






 

ショールーム高松


◇高松と静岡にSR 建物全体を省エネ化〈LIXIL〉

LIXIL (東京都千代田区、 藤森義明社長) は8月31日に 「LIXILショールーム高松」 (高松市)、 9月22日に 「LIXILショールーム静岡」 (静岡市駿河区) をそれぞれオープン。 いずれも、 館内で消費する電力の一部に、 屋上に設置したソーラーパネルで発電した電力を利用するなど、 建物全体の省エネ化を目指した環境配慮型ショールーム。 LIXILグループの豊富な商品を一カ所で見ることができる。 地域の客向けにイベントを開催するなど、 地域に根差した、 ショールームを目指す。






 

「ComfortFP」の構造


◇総厚26_まで対応 複層入りフロントサッシ〈不二サッシ〉

不二サッシは10月から、 複層ガラスフロントサッシ 「ComfortFP」 を発売する。 ガラス溝幅が36_で、 断熱性が高い中間空気層12_の複層ガラスに対応。 総厚26_までの複層ガラスを使用できる。 1階エントランスに対応する「FHドア」 と自動ドアの開口バリエーションにも、 ガラス溝幅36_を設定した。 Fix窓、 かまちドア、 隠蔽 (いんぺい) 式突き出し排煙窓がある。








 

◇納まりコンパクト 「大間迅」に追加 施工時間短縮も〈文化シヤッター〉

文化シヤッター (東京都文京区、 茂木哲哉社長) は9月10日、 高速シートシャッター 「エア・キーパー大間迅」 シリーズに、 コンパクトな納まりと施工時間の短縮を実現した 「エア・キーパー大間迅M1」 を追加。 開閉機を駆動ドラムに内蔵することでボックスケースの寸法を小さくした。 本体は工場で組み立て、 く体への取り付けに溶接を不要としたことで、 施工時間を大幅に短縮する。








 

ガラス装飾フィルムの施工イメージ



◇微粘着装飾フィルム ガラス面に簡単にきれいに〈リンテック〉

リンテック (大内昭彦社長) は9月11日、 シリコーン微粘着タイプのガラス装飾用フィルムの大判デジタルプリント用素材 「LAG (ラグ) ・ジェットU―IJE―2203RC」 を発売した。 窓やパーティションなどのガラス面に簡単にきれいに貼ることができる。 UVインクジェットプリンターに対応し、 優れた施工性と意匠性を実現した。 一般的にガラス用の粘着フィルムは貼付作業が難しく、 フィルムとガラス面との間の気泡や水を十分に抜かないとむらになってしまう。 粘着剤がガラス面にしっとりとなじみ、 容易に気泡や水が抜け、 簡単にきれいに貼ることがきる。





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