2012 6/24
 

◇第14回板ガラスフォーラム 健康にもエコガラス〈板ガラス業界8団体〉

板ガラス業界8団体による 「第14回板ガラスフォーラム」 が6月15、 16日の2日間、 東京都港区の品川プリンスホテルで開催された。 板ガラスフォーラムは昨年、 東日本大震災の発生を受けて開催を中止しており、 2年ぶりの開催となった。 震災発生以来大きな課題となっている省電力、 省エネルギー基準の改正や新築建築物の省エネ義務化への動きは、 板ガラス業界にとって大きな追い風となる。 懇親パーティーで石村和彦板硝子協会会長・機能ガラス普及推進協議会会長は 「エコガラスは今年の夏も暑さを乗り切る良い商品。 省エネだけでなく健康にも良い。 これからは 『健康エコガラス』 としてアピールしたい」 と語った。 小宮山宏三菱総合研究所理事長が記念講演として 「日本 『再創造』 ―プラチナ社会の実現に向けて」、 松尾和也松尾設計室代表取締役は 「省エネ (高断熱) 住宅はガラス・開口部の進化に期待する」 を講演した。




 

◇会員は1819社に減少 地域に合った収益事業を〈全国板硝子商工協同組合連合会〉

全国板硝子商工協同組合連合会 (全硝連、 永島光男会長) は6月15日、 東京都港区のTKPガーデンシティ品川で第55回通常総会を開催した。 全硝連会員は2012年度で39地区会員の1819社。 前年度から156会員の減少。 全硝連本部として会員減少を止める施策を講じているが、 それぞれの地区で退会者が少しずつ出ることから、 全体としてなかなか歯止めがかからない。 永島会長は 「5年後、 10年後を考えたときには、 商売と同じように本気で今のやり方を変えないとやっていけないことになる」 と危惧しており、 地域の状況に応じて各単組で何らかの収益事業を行い、 その情報を横展開する方向を模索する。 役員改選は、 永島会長の続投が決まった。




 

◇復興支援・住宅エコポイント 予約申込み受付終了

「復興支援・住宅エコポイント」 は被災地以外の地域での予約申し込みの受け付けを終了する。 今年1月からポイント発行申請の受け付けを開始し、 5月に予約制度を導入していた。 被災地以外の地域は7月中〜下旬に予算額に達する見込みで、 予算額に達した日の前日が予約申し込み受け付け終了日となる。 予約申し込みの到着日は、 予約申込書類を 「復興支援・住宅エコポイント予約申込受付係」 から住宅エコポイント事務局が受け取った日。 予約可能ポイント数の最新状況は、 復興支援・住宅エコポイントホームページ (http://fukko-jutaku.eco-points.jp) で公表する。 予約申し込みの受け付け終了はその約1週間前に発表される。






 

名古屋ショウルーム内観


◇展示スペース2倍に 名古屋ショウルーム刷新〈三協立山・三協立山アルミ社〉

三協立山 (富山県高岡市、 藤木正和社長) ・三協アルミ社 (蒲原彰三社長) は愛知県長久手市の 「名古屋ショウルーム」 をリニューアルし、 6月9日から一般公開を開始した。 スペースを約2倍に広げて展示商品を充実。 今春発売の新商品など住宅建材、 環境対応商品など、 バリエーションも拡充した。 住宅建材、 ビル建材、 環境技術関連商品の他、 同30日からはエクステリア建材も展示する。 3D映像で現場写真1000点以上を紹介する 「ライフデザインスタジオ」 も設置した。 同6日に代理店オーナーらを迎え内覧会を開催。 40社、 約70人が参加した。





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