2012 3/4
 

◇エリア単位で収益向上 流通店はパートナー〈AGCグラスプロダクツ〉

AGCグラスプロダクツは昨年11月21日、 武田雅宏氏が社長に就任。 同時に組織を変更し、 新しい経営方針で収益改善と次の成長に向けた取り組みを進める。 社長就任後、 社内外への方針説明をほぼ終え、 まず何をどのように変えていくのか、 組織変更のポイントや現状認識、 今後の抱負、 流通店との役割分担など武田社長に話を聞いた。




 

◇アジア事業部長に今西実氏 日本統括部長は森重樹氏〈日本板硝子〉

日本板硝子 (クレイグ・ネイラー社長) はこのほど、 建築ガラス事業部門アジア事業部長に今西実氏が就任した。 同事業部日本統括部長には、 英国勤務を終えた森重樹氏が就いた。




 

◇出荷は前年比微増 複層ガラス7.1%伸びる〈板硝子協会〉

板硝子協会 (石村和彦会長) は3月1日、 2011年の板ガラス生産・出荷動向を発表。 板ガラスの生産は東日本大震災の影響で2010年より減少したものの、 出荷はわずかながら増加した。  板ガラスの生産は2236万2000換算箱、 前年比2・6%減で、 2010年の増加から再び減少した。 出荷は2502万9000換算箱、 同1・0%増。 2年連続の増加となった。 板ガラスのうち普通板・型板ガラスの生産は244万9000換算箱、 同10・4%増で、 2年連続の増加。 出荷は233万9000換算箱、 同0・8%減と減少に転じた。 フロート板・磨き板ガラスの生産は1991万3000換算箱、 同4・0%減と再び減少。 出荷は2269万換算箱、 同1・2%増と2年連続で増加した。




 

◇売り上げ35%増めざす 消費者向け施工網強化〈住友スリーエム〉〈ダスキン〉

住友スリーエム (東京都世田谷区=コンストラクションマーケット事業部) とダスキン (大阪府吹田市) は2月27日、 横浜市戸塚区のダスキン南関東地域研修センターで日射調整フィルム施工技術研修会を開催。 研修の様子をメディアに公開した。 ダスキンケアサービス事業本部サービスマスター事業推進部の宮脇幹生氏は「フィルム施工サービスの店舗数は1月末時点で409店、 売り上げは約1億2000万円を見込んでいる。 2012年度は店舗数25%アップの500店、 売り上げは前年度比35%アップの1億5000万円を目指す」 と説明。 夏を前にして、 住宅やマンションなど一般消費者向けの施工網を大幅に増強する。






 

溶解炉の復旧工事


◇主力工場が再稼働 2月中旬から一部稼働も〈LIXIL〉

LIXILは3月1日、 同社タイ工場であるタイの生産子会社、 トステム・タイの北工場の本格稼働を再開した。 1月5日の発表では 「3月から順次生産再開予定」 としていたが、 順調に復旧作業が進み、 主力の北工場は、 2月中旬から一部稼働を開始していた。 トステム・タイは住宅用アルミサッシを生産しているが、 昨年発生した洪水によって被害を受け、 同10月18日から工場の操業を停止。 操業再開まで、 日本国内全工場でタイ工場の全量をフル操業体制でバックアップ生産してきた。






 

ウオームエッジスペーサー 「クロマテックウルトラ」


◇熱損失を大幅低減 複層ガラス、高断熱化〈TGM〉

TGM (東京都港区、 澁谷秀一社長、 03・5733・6261) はこのほど、 デンマーク・ロールテック社のウオームエッジスペーサー 「クロマテックウルトラ」 を発売した。 「クロマテックウルトラ」 はアルミスペーサーに比べ、 大幅に熱伝導率の低いポリカーボネートとステンレススチールを使ったハイブリッド構造。 複層ガラスのエッジ部分からの熱損失を、 Uw値 (窓の断熱性能) で0・1〜0・2h毎平方b毎ケルビンと大幅に低減する。





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