2012 1/29

◇合同委員会 課題克服に向け行動〈板硝子協会〉

板硝子協会 (石村和彦会長) は1月20日、 東京都千代田区の東京會舘で合同委員会を開催。 石村会長は 「今年は住宅・建築物の省エネを進めるための 『省エネ基準の適合義務化』 『新たな省エネ基準の制定』 『ゼロエネルギー住宅の推進』 などの活動に積極的に協力し、 自動車の分野では主要課題になっている国際的な整合性などに配慮して活動を進めていきたい」 と述べ、 さまざまな課題をビジネスチャンスと捉えて行動することが活力ある業界につながるとの考えを示した。






 

「UVベールPremiumの構造」(イメージ)


◇トヨタ「アクア」採用 UVカット強化ガラス〈AGC旭硝子〉

AGC旭硝子 (石村和彦社長) は1月23日、 「UVベールPremium」 がトヨタ自動車の新型車 「アクア」 に採用されたと発表した。 トヨタ車の採用は5車種になった。 「UVベールPremium」 は、 同社が世界で初めて紫外線 (UV) カット率99%を実現した、 自動車のフロントドア用UVカット強化ガラス。 車内にUVをほとんど通さず、 日焼け防止用手袋と同等の紫外線カット性能を持ち、 紫外線からドライバーを守る。






 

◇カラーガラス買い取り 在庫の管理もしやすく〈大壁商事〉

大壁商事 (福井市、 大壁勝洋社長、 0776・54・4557) は同社が運営するカラーガラス販売のウェブサイトで、 ガラス販売店などからカラーガラスを買い取るサービスを開始した。 ガラス販売店はこれまで処分していた端材や不良在庫を換金できる他、 同社のシステムを自社のカラーガラス在庫管理システムとして利用することも可能。 ウェブサイトの申し込みフォームから登録すれば、 システムを無料で利用できる。








 

◇三和HDとOEM 三和品一部LIXILへ〈住生活グループ〉

住生活グループ (東京都千代田区、 藤森義明社長) と三和ホールディングス (東京都新宿区、 山俊隆社長) は昨年11月10日に双方の事業会社間でOEM供給をすることを発表。 1月13日、 LIXIL (東京都千代田区、 藤森義明社長) に三和シヤッター工業 (東京都板橋区、 木下和彦社長) が一部の軽量シャッターと軽量ドアのOEM供給を開始すると発表した。 三和シヤッター工業は今年3月から、 LIXILに、 一部の軽量シャッターと一部の鋼製軽量ドア (いずれもLIXIL鈴木シャッター取扱製品) の供給を開始する。 他の商品については順次OEM供給を開始する予定。






 

「吸着盤付レーザー」


◇強化などひずみ測定 建築現場用吸着盤付きも〈藤間ジーエムエス〉

機能ガラス各種の計測器を扱う藤間ジーエムエス (東京都立川市、 042・521・3990) は昨年から、 強化ガラスなどの表面のひずみを精密に検査する、 フロート板ガラス表面応力測定器を発売している。 省エネ、 安全、 防犯などガラスの高機能化の進展に伴い、 施工現場で使う、 ガラス表面のひずみの計測器のニーズが高く、 ガラス・サッシメーカーなどからの引き合いが相次いでいるという。 各種の応力検査器、 測定器を販売する、 応力測定器メーカーの米ストライノプティックス社製。





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