2011 12/4

◇住宅エコポイント再び 震災復興支援を目的に 12年10月末着工まで対象

 11月21日に2011年度第3次補正予算が成立し、 住宅エコポイントが 「復興支援・住宅エコポイント」 として再開した。 予算は1446億円。 従来の住宅エコポイントとの違いは、 東日本大震災の復興支援を大きな目的の一つとしていること。 被災地に建設するエコ住宅の新築には、 その他の地域の2倍のポイントを発行する。 エコリフォームは、 リフォーム瑕疵 (かし) 保険への加入、 耐震改修、 二重窓の外窓のリフォーム専用ガラスへの交換もポイントを発行する。 発行されたポイントの半分以上を被災地の特産品など復興支援商品に交換できる。




 

◇板ガラス7〜9月 出荷は10%伸びる 9月は233万換算箱に〈板硝子協会〉

板硝子協会 (石村和彦会長) は12月1日、 2011年7〜9月の板ガラス生産・出荷動向を発表した。 板ガラスの生産は491万3000換算箱、 前年同期比11・1%減、 出荷は687万9000換算箱、 同10・4%増だった。 うちフロート板ガラス・磨き板ガラスの生産は431万6000換算箱、 同13・2%減、 出荷は628万8000換算箱、 同11・4%増。






 

「UVベールPremium」の構造(イメージ)


◇UVカット強化を搭載 スズキの特別仕様車 富士のオプション車〈AGC旭硝子〉

AGC旭硝子 (石村和彦社長) は11月21日、 UV (紫外線) カット強化ガラス 「UVベールPremium」 がスズキの特別仕様車 「アルトラパン10thアニバーサリーリミテッド」 に搭載されたと発表。 同30日には富士重工業の 「スバルインプレッサ」 のオプション仕様として採用されたと発表した。 「UVベールPremium」 は世界で初めてUVカット率約99%を実現した自動車のフロントドア用UVカット強化ガラス。 「アルトラパン」 は軽自動車への初めての搭載になる。






 

西舘拓硝子店の作品


◇エクステリア施工コンクール リフォーム部門から大賞〈LIXIL〉

LIXIL (東京都千代田区、 藤森義明社長) はこのほど、 「LIXILエクステリア施工コンクール」 の入賞作品265点を決定した。 これまで東洋エクステリアが33年間開催してきたエクステリア施工コンクールをLIXIL統合後初開催。 TOEX、 新日軽、 トステムブランドの商品を使ったプランや施工技術を競った。 門まわり・車庫まわり、 ガーデン、 エクステリアリフォーム、 ウォールエクステリアの4部門の中から、 西舘拓硝子店 (岩手県、 エクステリアリフォーム部門) を大賞に選んだ。






 

映像も映せる


◇貼るタイプも好調 既存ガラスが瞬間調光に〈オックスプランニング〉

オックスプランニング(OCCS、 東京都渋谷区、 三浦巌嗣社長) は、 ガラスに貼るだけで瞬間調光ガラスになる液晶フィルム「TANYO (タンヨー)」 を昨年から発売している。 「TANYO」 は、 電源オフでは淡い光を通す乳白色の状態だが、 電源オンでは透明に変化する。 プロジェクター映像の投影によって、 液晶テレビ並みの映像を映すことが可能。 店舗のガラスなどに使えば、 デジタルサイネージに早変わりする。 特許技術から生まれた最先端素材。 認知度が向上してきており、 オフィスやショーウインドーなどさまざまな場所に施工している。





ページの先頭に戻る 過去の記事へ