2011 11/13

◇LIXIL住宅防火戸専門サッシ 来年半ば発売にめど 1棟分の品ぞろえで〈LIXIL〉

LIXIL (東京都千代田区、 藤森義明社長) は11月4日、 住宅防火戸専用サッシを来年半ばに発売するめどが立ったと発表した。 今年1月、 アルミ樹脂複合製引き窓の住宅防火戸製品の性能不足が国土交通省のサンプル調査で公表されたことを受け、 改修などの対策を行う一方、 より安定的に防火性能を保証できる大臣認定 (個別認定) 品の開発を進めていた。 新しい防火商品は、 アルミ系、 アルミ樹脂複合系とも専用フレームをスリム化した次世代スタンダードウインドー 「サーモス」 をベースに、 補強材を入れるなどの工夫をし、 さらに一部型材の変更や火に強い新しい部品を採用するなどして対応する。 価格は従来品に比べ3倍弱ぐらいの設定になる。 山中悟常務執行役員商品本部長が開発の経緯などを説明した。




 

◇前田大臣に法制化訴え メーカー含め業界一丸で陳情

板ガラスメーカー3社 (旭硝子、 日本板硝子、 セントラル硝子)、 業界団体の全国板硝子卸商業組合連合会 (全国卸)、 全国板硝子工事協同組合連合会 (全国工事)、 全国板硝子商工協同組合連合会 (全硝連)、 全日本鏡連合会 (全日本鏡)、 板硝子協会の代表は10月25日、 東京都千代田区の国土交通省に前田武志国土交通大臣を訪ね、 「建築物の窓ガラスの省エネ法制化に向けた取り組み」 を要請した。 清水英彦関西板硝子工事協同組合 (関西工事) 常務理事らが以前から働き掛けをしており、 今回はメーカーを含めた板ガラス業界全体が一丸となって窓ガラスの省エネ法制化を要請した。




 

◇前田大臣と面談 耐震と同時に複層化を〈板ガラス4団体〉

高度成長期に建設されたニュータウンの課題や将来像などを話し合う「まちづくりシンポジウムin泉北ニュータウン」 が11月5日、 堺市南区のビッグ・アイホールで開催された。 シンポジウム参加のため会場を訪れた前田武志国土交通大臣と板ガラス業界団体の代表者12人が面談し、 エコガラスの法制化などを要望。 前田国土交通大臣は耐震補強工事と複層ガラスへの断熱改修を同時に進めていきたいという考えを述べ、 板ガラス業界の協力を求めた。




 

◇三協・立山ホールディングス来年12月解散へ 三協立山と合併 先に2子会社を吸収合併〈三協・立山ホールディングス〉

三協・立山ホールディングス (富山県高岡市、 藤木正和社長) は11月8日の取締役会で、 2012年12月1日付で、 同社の完全子会社である三協立山アルミを存続会社として合併する方針を決定。 合併に向けた準備に入ることを決めた。 同8月開催の定時株主総会で合併契約の承認決議を得る。 同社は同11月に上場廃止となるが、 三協立山アルミは同12月、 東京証券取引所にテクニカル上場する予定。






 

横切るだけのときは開閉しない


◇人の動き読み開閉 タッチ不要、室内環境も改善〈ナブテスコ〉

ナブテスコ (東京都千代田区、 小谷和朗社長) の住環境カンパニーは11月1日、 人の動きを読み取って不要な開閉と開放時間を大幅に削減する 「インテリジェントecoドアシステム」 を発売した。 センサー式でタッチ動作は不要。 風除効果を高めて室内の温度変動幅を縮小し、 室内環境の改善、 バリアフリー、 省エネルギーを同時に実現する。






 

「ロロスタビル2m」


◇狭い隙間の採寸に 「T型メジャー」代替品〈杉村商事〉

ガラス・サッシ加工・施工用機器、 工具、 副資材卸の杉村商事 (大阪市西区、 杉村茂樹社長、 06・6532・0720) は、 あらゆる寸法の測定に便利なコンベックス 「ロロスタビル2m」 を販売している。 以前販売していた 「T型メジャー」 は廃番になった。 先端の爪がないため、 ガラス・サッシの隙間など狭い場所の採寸がしやすい。 ケースから抜き出せば直尺としても使える。





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