2011 7/31

◇窓のスタンダードへ 埼玉窓工場第1期完了「APW」生産開始〈YKK AP〉

YKKAP (堀秀充社長) は7月20日、 埼玉県久喜市に 「埼玉窓工場」 の第1期工事が完了したのに伴い初荷式を開催。 吉田忠裕会長は「断熱性能、 遮熱性能が高い窓を設置することで、 かなりのエネルギーを節約できるということが分かっている」 と窓の重要性を強調し、 「埼玉窓工場ではスペックの高い、 日本のスタンダードとなる窓を生産する」 と語った。 初荷式は埼玉県、 久喜市など地域代表を来賓に招き、 窓専用トラックでの初出荷を記念してテープカットなどを行った。






 

フィルム貼付でガラス落下を防ぐ(地震で窓枠がゆがんだ状態を再現した実験)


◇施工性が大幅に改善 飛散防止ロータック追加〈住友スリーエム〉

住友スリーエム (東京都世田谷区=コンストラクションマーケット事業部機能材販売部) は、 スコッチティント窓用フィルムのロータックタイプ 「SH2CLAR―LT」 を発売した。 ガラスの飛散防止性能を維持しながら、 粘着面のねばつきと初期接着力を抑えることで、 施工性を大幅に改善した。 東北地方太平洋沖地震の発生で自然災害への意識が高まり、 ガラス飛散防止フィルムが注目されている。 今も各地で同地震の余震が発生しており、 早急な対応策が求められる。




 

◇20年に売上3500億円へ 改装・リフォームを強化〈三協・立山ホールディングス〉

三協・立山ホールディングス (富山県高岡市、 要明英雄社長) は7月12日、 2020年5月期までの長期ビジョンを発表。「改装・リフォーム事業の強化」 「非建材事業の強化」 「海外展開」 の3つの成長戦略を軸に、 売上高を2011年5月期の約2600億円から2020年には3500億円、 営業利益率を3%から6%に引き上げることを目指す。長期ビジョンのテーマは 「環境技術でひらく、 豊かな暮らし」。 3つの成長戦略に環境技術を成長ドライバーとして組み込み、 収益モデルの転換を図る。






 

オープンした「LIXIL GALLERY」


◇タイに初ショールーム テストコーナーで体感も〈LIXIL〉

LIXIL (東京都千代田区) は7月7日、 タイ・バンコクのクリスタルデザインセンターにタイで初めてのLIXILショールーム 「LIXIL GALLERY」 をオープンした。 サッシをメーンとしたLIXILのショールームとしては、 ASEAN諸国初でもある。 クリスタルデザインセンターは、 ASEAN諸国最大規模の住宅設備機器・建材などの複合展示場で、 世界16カ国のメーカーが集結する、 タイの住宅建材の情報発信基地。






 

「メイクグリーン」コーディネート例


◇楽しみながらエコ 新感覚の格子シリーズ〈三協立山アルミ〉

三協立山アルミ (富山県高岡市、 藤木正和社長) は、 戸建て住宅向け外観ファサードシステム「メイクファード」 に、 エコロジーな暮らし方を提案する新カテゴリー「メイクグリーン」 をラインアップした。 植物などを取り入れたエコ空間、 エコライフを楽しむことを提案する新感覚のシリーズで、 「くりぬき格子」 「ハンギング格子」 「軒天格子」 の3アイテム。 充実した納まりタイプやアルミ色2色、 木調色8色のカラーバリエーションが楽しみの幅を広げる。






 

カッティングセンターを新しく設置


◇フィルム不足に対応 カッティングセンターも〈サイバーレップス〉

韓国ネックスフィル社の窓用フィルムの総発売元、 サイバーレップス(千葉県流山市、 根本孝男社長) はこの夏の電力不足を補う節電対策商品として急きょ、 透明遮熱タイプ、 熱線反射標準タイプなど日射調整フィルムを品ぞろえした。 日射調整フィルム品不足に対応する。 東日本大震災直後から建築ガラス用フィルムは、 飛散防止用や節電対策用の需要が急伸。 楽天やヤフー、 同社ショップなどインターネット販売でもオーダーカットフィルムの注文が急拡大しているという。 特に熱線反射標準タイプのフィルムは在庫がなくなるほど。





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