2011 1/9・16

◇米でフロート工場取得 自動車ガラス事業強化〈セントラル硝子〉

セントラル硝子(皿澤修一社長)は米国のゼレダイン社(ZeledyneL.L.C.、ミシガン州)が所有するナッシュビル工場(テネシー州)の設備資産と事業を取得する基本契約を締結したと発表した。今年の早い段階に取得を完了するための詳細な協議と調整を進めることになる。取得対象はゼレダイン社のナッシュビル工場と自動車補修用ガラス事業。ナッシュビル工場はテネシー州にあり、フロートガラス製造と自動車向け加工ガラスの製造を行う。フロートガラスの生産能力は日産450d、自動車向けウインドシールドの生産能力は年間250万枚。従業員は約500人。




 

◇中国での事業強化へ 各部門支援の新会社設立〈AGC旭硝子〉

AGC旭硝子(石村和彦社長)は昨年12月15日、中国での事業強化・拡大を目的として、各事業部門を支援する新会社「旭硝子(中国)投資有限公司」を中国北京市に設立。新会社の薫事長・総経理には神谷雅行常務執行役員が就任し、同社が1月1日付で中国国内のグループ代表者として設置したAGCグループ中国総代表に就いた。新会社は中国での産業・社会政策などの情報収集や、各事業部門が展開する中国事業を支援するとともに、同国での事業開発や大規模プロジェクトなどへの参画を、個別事業の枠を超えて推進する。




 

◇ガラスパワーキャンペーン 防災ガラス寄贈 東京・新宿の西戸山小に〈AGC旭硝子〉

AGC旭硝子はこのほど、同社が展開するガラスパワーキャンペーンの防災ガラス寄贈プロジェクトの寄贈先を決定した。寄贈先は東京都新宿区の新宿区立西戸山小学校。2010年10月5〜25日にガラスパワーキャンペーンのウェブサイトで寄贈先を募集し、選定委員4人の審査によって決まった。西戸山小学校は、1972年に東京都から広域避難場所指定を受けた。同校体育館の窓を防災ガラスに換える。同校の通学区域内には約7000人が住んでいる。






 

『住宅エコポイントガイドブック』


◇エコPガイド発行など エコ商品さらに普及 グループ挙げて活動〈住生活グループ〉

トステム、INAX、アイフルホーム、フィアスホームなどを傘下に持つ住生活グループは、エコ商品のさらなる普及を目指し、住宅エコポイントの普及促進など、グループを挙げて活動を展開している。同社はグループ内商品の住宅エコポイントに関する情報を盛り込んだ『住宅エコポイントガイドブック』を発行。一般からの相談を受け付ける「住宅エコポイント相談窓口」の開設や、制度の概要を紹介する「住宅エコポイント専用ホームページ」を公開した。






 

グローバルTOP


◇ホームページを全面刷新 重点商品の内容拡充〈三協立山アルミ〉

三協立山アルミ(富山県高岡市、藤木正和社長)はこのほど、ホームページ(http://www.sankyotateyama-al.co.jp/)を全面リニューアル。便利で、快適に使えるようになった。  グローバルトップページは、後付け樹脂内窓「プラメイクE」などのリフォーム関連コンテンツや、室内鏡付きの玄関ドア「ナチュレユー」など重点商品のコンテンツを拡充し、一般の利用者に配慮した。「一般のお客さま」「建築・設計・流通関係のお客さま」の2つの入り口を設け、それぞれのニーズに合った情報を提供。トップページ上部で重点商品を大きく紹介し、その概要ページとリンクさせることで、商品の認知度向上や訴求効果を高めた。






 

石山会長


◇400万d超えるか 需要底堅い状況が続く〈日本アルミニウム協会〉

 日本アルミニウム協会(石山喬会長)は1月7日、大阪市北区のホテル阪急インターナショナルで定例記者会見を開いた。石山会長、原正照副会長、鈴木守夫副会長、村山拓己専務理事が出席。石山会長は2010年のアルミ総需要について「自動車関連はエコカー補助金が終わった後へこんでいるが、そのほかはかなりいい。トータルのアルミ出荷量はここまでかなりの状態で来ているので、うまくいけば400万d近くまでいくのではないか」と述べた。






 

「クイックスペース72H」


◇72時間で迅速設置 高品質仮設ユニット〈第一建設〉

第一建設(東京都千代田区、03・3293・7161=緊急災害用快適仮設空間事業開発室)は緊急災害時用の仮設空間ユニット「クイックスペース72H」を販売している。災害発生直後から生存のために重要な時間とされる72時間以内で迅速に設置できる即時性と、用途に応じて空間や機能を拡張できる可変性を持つシステム。素材の生成から加工まで日本の工場で行う「純日本製」の高品質な仮設空間を提案する。2010年度のグッドデザイン賞にも選ばれた。





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