2010 10/24・31
 

1階のメーン部門(奥が体感スペース)


◇AGCstudio ガラス文化創出へ開設〈AGC旭硝子〉

AGC旭硝子(石村和彦社長)は10月16日、建築用ガラスの機能を体感できるスペース「AGCstudio」を東京都中央区にある京橋創生館の1〜2階に開設した。同14日には報道関係者を集めてオープニングセレモニーを開催。「AGCstudio」の総合プロデュースを担当した太田浩史東京大学生産技術研究所講師はあいさつの中で「設計者の立場から、メーカーの方と直接話を聞くために集まれる場をつくろうと思った」と設計コンセプトを説明。石村社長は「建築のプロの皆さんとのコミュニケーションを通じて、日本のガラス文化をつくり出していきたい」とあいさつした。来賓を代表して内田祥哉東京大学名誉教授が祝辞を述べた。






 

「APW310」片上げ下げ窓の内観(左)と外観


◇アルミ・樹脂複合窓 「APW310」を追加〈YKK AP〉

YKKAP(東京都千代田区、田忠裕社長)は11月1日から、「APW300シリーズ」の新商品「APW310」を東北・関東・甲信越地方で発売し、来春から全国展開する。住宅用アルミ窓としては業界初となるガラス接着技術を採用。洗練されたプロポーションと優れた断熱性を備えた戸建て住宅用アルミ樹脂複合窓。10月20日に東京都墨田区のYKKR&Dセンターで開いた記者発表会では田社長が同社の窓への思いなどを語った。






 

板硝子協会・愛知協組のブースを見学される久子さま


◇建築総合展NAGOYA 高円宮妃久子さまご見学

中部地区の建築関連展示会「第40回建築総合展NAGOYA2010」が10月7日から3日間、名古屋市千種区の吹上ホールで開催された。併催の「スーパーハウジングフェアinあいち」と合わせ、環境・リフォーム・耐震などをテーマに96社・団体が出展。3万4300人が来場した。ガラス・サッシ関連業者も多数出展。8日には板硝子協会と愛知県板硝子商工業協同組合の合同ブースを高円宮妃久子さまがご見学。省エネ効果が分かる複層ガラスのデモ機でガラスの表面温度の違いを体感され、「ガラス表面の冷たい温度差がよく分かりますね」と感想を述べられた。




 

◇住宅エコポイント対象拡充 太陽熱利用設備も

政府は10月8日、「円高・デフレ対応のための緊急総合経済対策」を閣議決定。その中に住宅エコポイントの対象拡充が盛り込まれた。エコ住宅のリフォームなどに併せて設置する省エネ性能が優れた住宅システムの一体的導入を促進するため、住宅用太陽熱利用システム(ソーラーシステム)、節水型便器、高断熱浴槽にポイント発行対象を拡充する。






 

「ファイアライト3D」でクリアな映像を見ることができる


◇3D映写室窓用 反射少ない耐熱ガラス〈日本電気硝子〉

日本電気硝子(有岡雅行社長)はこのほど、映写室窓用反射防止膜付き耐熱ガラス「ファイアライト3D」を発売した。特定防火設備認定品。映画の3D化に対応し、クリアな映像を見ることができる。最近の映画は、大迫力と臨場感を楽しめる3D映画が多くなってきている。3D映画館の映写室窓には透過性が高く、反射が少ない防火ガラスが必要。「ファイアライト3D」は特定防火設備・防火設備用ガラス「ファイアライト」の両面に高性能反射防止膜を施した。反射率を下げ、高い透過率を実現した。





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