2009 8/30
  

退任を発表したスチュアート・チェンバース社長(右)と藤本勝司会長


◇チェンバース社長退任 後任に藤本会長が復帰〈日本板硝子〉

日本板硝子は8月26日、スチュアート・チェンバース社長兼CEO(最高経営責任者、53)が9月30日付で退任すると発表した。後任の社長兼CEOには藤本勝司会長(66)が10月1日付で就任する。1年余りで退任するチェンバース社長の退任理由は家庭の事情。退任後はシニアアドバイザーに就く。この異動に伴い、出原洋三取締役会議長は会長を兼務する。この体制は今後長期的な後継体制を確立するまで継続するという。チェンバース社長と藤本会長が東京都港区の本社で記者会見した。






 

飛び石などによって破損したフロントガラスの取り換えを補償する保険ができた


◇フロント保険共同開発 業界初ガラスと施工費補償〈日本自動車ガラス販売施工事業協同組合〉

日本自動車ガラス販売施工事業協同組合(JAGU、蝦名久志理事長)はこのほど、ブロードマインド少額短期保険(東京都品川区、五十嵐正明社長)と、自動車のフロントガラス破損に特化した保険「フロントガラス破損補償保険」を共同開発。8月24日から販売を開始した。商品名は「フロントガラス保険」。飛び石などによって破損したフロントガラスの取り換えを補償するもので、業界初の保険制度。補償の対策をフロントガラスに絞ったことで、通常の車両保険と比べて割安になっている。JAGUは全国の組合員とその関係者に同保険の有効利用を積極的にPRしていく方針。




 

◇環境配慮品売上71% 社会・環境活動を発表〈トステム〉

トステム(東京都江東区、潮田洋一郎社長)はこのほど、2008年度の同社の社会・環境活動をまとめ、8月17日から同社ホームページで公開。環境配慮型商品の売り上げ比率71%を達成した。同社は環境活動の一環として断熱サッシ・ドア、低VOC室内建材など環境配慮型商品の開発と販売に力を入れてきた。07年度は新商品の環境配慮型商品比率100%を達成。10年度までに環境配慮型商品の売り上げ比率を80%にまで引き上げる計画。






 

◇ガラス縁なし手すり 縦横枠の見付け30_に〈サンレール〉

サンレール(岐阜県垂井町、廣瀬宣雄社長、0584・23・3131)はこのほど、ガラス縁なしアルミ手すり「クリアレール」を発売した。ガラスパネルの押さえ縁をなくし、トップレールと支柱、下枠の見付けを30_とすることでスリムな意匠を可能にした。クリアな視界でベランダからの美しい眺望を演出する。






 
 

「パールエミリア」「ウィッカーワーク」


◇透過性装飾フィルム 32柄、塩ビ・PET両素材〈シーアイ化成〉

シーアイ化成(東京都中央区、北村博社長)は透過性ガラス装飾フィルム「ベルビアンクレア(belbienClea)」を開発、7月15日から本格販売を開始した。塩ビ製(CVシリーズ)とポリエステル製(CPシリーズ)の2タイプ、それぞれの特性を生かした32柄がある。塩ビ製は独自のエンボス加工を施し、点光源との組み合わせで光条効果を生み出す。ポリエステル製は、透明性を生かした新柄を開発、飛散防止効果もある。従来の内装ルートに加え、ガラス業界へも販売を展開する方針。





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