2009 7/26
  

握手する、左から中嶋豪新日軽社長、石山喬日本軽金属社長、住生活グループの潮田洋一郎会長、杉野正博社長



◇新日軽全株式を取得〈住生活グループ〉

住生活グループと日本軽金属は7月13日、東京都中央区の鉄鋼会館で、住生活グループが日本軽金属子会社の新日軽を完全子会社化すると発表した。住生活グループが日本軽金属が保有する新日軽の全株式を取得する。今年3月18日に両社の業務・資本提携の協議を開始することを発表していたが、住生活グループのより早期の企業価値向上の実現に貢献すると判断し、全株式を取得することで合意した。今回の買収で住生活グループの住宅用サッシのシェアは46%以上になる。




 

◇日本板硝子新陣容に 取締役の新任は2氏〈日本板硝子〉

日本板硝子は6月26日に開催した定時株主総会と取締役会で取締役と執行役員を選任。担当業務を変更した。新任の取締役はマイク・ファーロンと藤田純孝の2氏、執行役員にはミレナ・スタニッチ氏が新しく就いた。






 

若槻明生社長


◇PPG-C―事業継承 複層に高機能ガラス追加〈伊藤忠ウインドウズ〉

伊藤忠ウインドウズ(東京都港区、若槻明生社長)は、米PPG社と伊藤忠商事がPPG―CI(東京都港区、松永浩志社長)の合弁事業を解消することになり、PPG社製品販売の商権を継承することになった。PPG―CIは1990年に発足。Low―Eガラス「ソーラーバン60」「サンゲート500」、高性能熱線吸収ガラス「アズライト」、高透過ガラス「スターファイア」、光触媒ガラス「サンクリーン」などを扱っていた。同社は従来の主要取扱商品である複層ガラスに加えて、高透過ガラスほかを扱うことになった。  同社は6月1日付で志儀正裕社長が退任し、若槻氏が社長に就任した。若槻社長は島根県出身の56歳。1975年年3月神戸大学経営学部を卒業後、同4月伊藤忠商事に入社した。88年4月伊藤忠インターナショナル・ロサンゼルス支店物資部長、2007年4月伊藤忠セラテックセラビーズ営業部長、09年4月同東京営業管掌を経て、同6月取締役兼伊藤忠ウインドウズ代表取締役に就いた。






 

NC切断機+テーブル起倒式割り台「STCTBV―180115」


◇高効率NC大板切断機 テーブル起倒式割り台付き〈シライテック〉

ガラス切断機で高い実績を持つシライテック(大阪府東大阪市柏田西3ノ5ノ21、白井博社長、06・6728・7615)はこのほど、大板ガラスの切断に適応した、NC切断機+テーブル起倒式割り台(割りバー内蔵)「STCTBV―180115」を発売。最大ガラス寸法は180×115(4570×2920_)。板厚3〜19_に対応できる。






 

◇自然の風と暮らす 商品コンセプト採風窓やドア提案〈三協立山アルミ〉

三協立山アルミ(富山県高岡市、藤木正和社長)は、自然の風を効果的に取り入れ、風と暮らす住まいづくりを提案する商品コンセプト「マディオナビ」を提唱。開口部商品やインテリア建材で、風の流入口、通り道、流出口を計画的にレイアウトし、住まいに「風の道」をつくる。風を利用した「エコ」だけでなく、開口部を開けることによって心配される防犯面や外部からの視線にも配慮した商品群を展開する。






 
 

◇スリム型複層ガラス 日よけなど組み合わせ 省エネ窓改修に〈トーソー〉

トーソー(東京都中央区、大槻保人社長)は7月21日、東京・神奈川・埼玉・千葉・茨城の1都4県でリフォーム用複層ガラス2種と、オーニング2種を発売する。同9、10日の2日間、東京都新宿区の新宿アイランドタワーで製品発表会を開催した。同社はこれまで、特殊コーティングが赤外線をカットする「遮熱スラット」ブラインドや、同様の機能を持つロールスクリーンなど省エネ製品を開発してきた。今後、窓の省エネリフォーム需要に応えるため、複層ガラス、オーニング、ブラインドの3商品で窓リフォーム事業を展開していく方針。





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