2009 6/21
  

オープニングセレモニー


◇第12回板ガラスフォーラム 環境保護、安全の確保 リフォーム減税追い風に

「第12回板ガラスフォーラム」が6月11、12日の2日間、東京都新宿区の京王プラザホテルで開催された。大きく注目されている「地球環境の保護」「安心・安全の確保」という、ガラス業界が従来取り上げているテーマを再確認。温室効果ガスが増加傾向にある家庭部門に対し、省エネに大いに貢献する高機能ガラスを減税などの優遇策を追い風にして普及促進することを確認し、板ガラス業界の進むべき方向を認識し合った。12日は「ガラス産業の可能性と政策課題」「省エネリフォーム投資減税制度の詳細」「エコガラスの拡販事例」「防犯ガラスの拡販事例」のセミナーの後、ソウルオリンピック背泳の金メダリスト、鈴木大地氏の競技人生を語る講演会も開催した。




 

◇日本経済の展望と課題 本間正明教授が講演〈日本板硝子〉

日本板硝子の取引店で組織する全国ひのまる会(松本巌会長)は6月16日、東京都品川区のホテルラフォーレ東京で定時総会と記念講演会を開催。記念講演会は「日本経済の展望と課題」をテーマに本間正明近畿大学世界経済研究所教授・関西社会経済研究所所長・大阪大学名誉教授が講演した。2008年度の日本の経済成長はマイナス3・5%。関西社会経済研究所が発表した09年度の日本の経済成長の予測はマイナス2・2%、2010年度予測はマイナス1・1%。政府、日銀、民間機関の09年度、10年度の予測がU字回復的なのに比べ、本間氏は08年度を底に緩やかなV字回復を予測する。






 

◇母親と子供に優しい 玄関引戸独自ブレーキ装置〈三協立山アルミ〉

三協立山アルミ(富山県高岡市、藤木正和社長)は6月1日、玄関引き戸「MK」を発売した。2008年度グッドデザイン賞を受賞した引き戸ブレーキ装置「セーフキーパー」を搭載。母親と子供に優しい、使いやすさを追求した。「MK」は「Mama&Kids」の意味。「セーフキーパー」は勢いよく閉めるとストッパーで障子が停止するので、枠と障子の間に手を挟む事故を防ぐ。いったん止まった障子はゆっくり押すと完全に閉めることができる。




 

◇着工面積低迷続く 近畿の建築着工動向〈日本サッシ協会関西支部〉

日本サッシ協会関西支部はこのほど、「関西・マーケティング・データー・ノート第49号」をまとめた。調査対象期間は2009年1〜3月。ビル用金属製建具の市場規模を示す目安となる近畿2府4県の鉄骨プレハブ住宅を除く非木造建築着工面積は327万4000平方bで、前年同期比17%の減少。前期(2008年10〜12月)比は2%の増加だった。






 
 

「TQue」フィルムが葛西臨海水族園の改修に採用された


◇金属膜を10層積層 28ヵ国で採用され高評価〈アネスト〉

アネスト(福岡市博多区、若島継正社長)は、シンガポールの海外トップブランドメーカー、V―KOOL社の高性能窓用フィルム「IQue」シリーズを販売している。同フィルムは世界28カ国で採用されており、太陽光の高熱遮へい性能が高く評価されている。同社はIQue事業部(東京都中央区、岡本和正取締役、03・5314・2324)を窓口に、全国で展開している。





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