2009 6/14
  

皿澤修一社長


◇第2回特約店研修会 2010年度には浮上へ ガラス事業を立て直し〈セントラル硝子〉

セントラル硝子(皿澤修一社長)は6月4日、東京都文京区の椿山荘で、第2回セントラル硝子特約店研修会を開催。全国から同社特約店代表、販社代表ら120人が参集した。皿澤社長は、製造窯の休止など厳しい現況を説明。さらなるコストダウン施策を講じながら、2010年度のガラス事業立て直しへの決意を語った。研修会は、防衛省自衛隊東京地方協力本部渉外広報室長の石丸浩幸三等陸佐が「日本の防衛と北朝鮮情勢について」を演題に講演した。自衛隊の平時の主な役割のほか、緊迫する北朝鮮情勢について、北朝鮮の通常兵力・装備の分析、ミサイル、核開発状況など兵器の性能面、公開可能な最新情報を解説した。






 

総会会場


◇国家プロジェクト推進 「革新溶融プロセス」など〈ニューガラスフォーラム〉

ニューガラスフォーラム(森哲次会長)は6月5日、東京都港区の虎ノ門パストラルで第22回通常総会を開催。昨年度は「2006年度にスタートした国家プロジェクト『三次元光デバイス』研究が、5年計画の3年目のNEDO(独立行政法人新エネルギー・産業技術総合開発機構)中間評価で「優」を得た。この成果を国際会議「MOC2008」で発表、ベストペーパーアワードを受賞した。昨年度で終了したNEDO省エネ受託研究の成果を踏まえて、新しい5年計画の国家プロジェクト『ガラス革新溶融』研究を大学関係、会員各社との共同研究として開始した」と報告した。




 

◇業務資本提携を締結 サンウエーブの筆頭株主〈住生活グループ〉

住生活グループ(杉野正博社長)は4月30日に締結した業務・資本提携の基本合意書に基づき6月8日、サンウエーブ工業(織田昌之助社長)と業務資本提携契約書を締結した。両社は両社ブランドと販売の独自性を保ちながら、協同して事業を行う。サンウエーブ工業は住生活グループを割当先とした第三者割当による新株式の発行と自己株式の処分を行うとともに、日新製鋼が保有するサンウエーブ工業株式を譲り受け、住生活グループがサンウエーブ工業の筆頭株主になる。




 

◇出荷38%減少 合わせ・強化は半減〈板硝子協会〉

板硝子協会(藤本勝司会長)は6月1日、2009年1〜3月の板ガラス生産・出荷動向を発表。生産、出荷とも前年同期を下回り、特に出荷の減少幅が大きかった。合わせガラスと強化ガラスは、自動車生産台数の大幅な落ち込みで、生産、出荷とも半減した。複層ガラスは2008年11月以降、生産、出荷とも減少しており、住宅着工戸数減少の影響が著しい。板ガラスの生産は459万換算箱、前年同期比14・4%減、出荷は458万8千換算箱、同38・1%減だった。合わせガラスの生産は221万8千平方b、同50・2%減、出荷は255万2千平方b、同43・1%減。合わせガラスの出荷のうち建築用は36万7千平方b、同21・3%減だった。強化ガラスの生産は451万平方b、同51・5%減、出荷は509万8千平方b、同48・9%減となった。複層ガラスの生産は264万2千平方b、同12・7%減、出荷は263万千平方b、同17・2%減だった。7・2%減だった。






 
 

日本電気硝子の小間


◇粉末ガラスなど マイクロエレクトロ展に〈日本電気硝子〉

日本電気硝子(井筒雄三社長)は、6月3日から3日間東京・有明の東京ビッグサイトで開催された第23回最先端実装技術・パッケージング展「2009マイクロエレクトロニクスショー」に、電子デバイスに使用される回路やパッケージの封着、バインダー用途向けに粉末ガラスを出展。新用途開発のための超薄板ガラス、化学強化ガラス、携帯カメラモジュール用CSP基板ガラス、封着用鉛フリー管ガラスなども紹介した。





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